鹿児島県は大崎町にある洋食「サザンクロス」さんに行ってきたのでその実食レポです!
まさか畑の中のロードサイドのお店でこんな本格的な洋食がいただけるとは…!
サザンクロスってどんなお店?
国道220号線、鹿屋市と志布志市の間にある大崎町にあります。

黄色い屋根が目印のお店です。車はお店の前の駐車場に停められますが、満車のときは裏手の空き地にも停めて良いようです。
サザンクロスの店内
平日の11:20頃に訪問しました。11:30が公式オープンの時間ですが、早めに開けていただいていたようです。

店内は、高い天井に外からは気づかなかったステンドグラス、大きな窓と開放感があって心地いいです。
BGMにはジャズ・フュージョン系の音楽が流れています。そういえば、サザンクロスじゃないけどカシオペアっていうフュージョンバンドがあったなあなどと思いながらメニューをめくります。
予想外におしゃれな雰囲気に、ちょっと緊張してきました。
サザンクロスのメニュー
写真を撮り忘れてしまいましたが、メニューはかなり豊富でした。ハンバーグをはじめとした洋食のラインナップが豊富。シーフードフライなんかも美味しそうです。
サザンクロスのメニュー、実食
王道のデミグラスハンバーグセット
今回は「王道のデミグラスハンバーグ」セットをオーダーしました。
で、最初にサーブいただいたのはスモークチキンのサラダ。

あっ、定食スタイルで一気に出てくるんじゃなくて、コース料理のように一品一品出てくるのね!とここで把握し、襟を正します。

スモークチキンの良い香りが食欲を刺激します。ソースは醬油ベースの和風でさっぱりと。
続いてはポタージュスープ。ここでふと平静を取り戻しますが、インテリアも結構独特で、このSONY製のメカは小型ブラウン管テレビを照明にリユースしているようです。すごい!

そんなこんなですが、ポタージュスープはサーブされた瞬間から良いにおいが鼻をくすぐります。

甘みとコクが贅沢な一皿でした。
続いては、お待ちかねのハンバーグ。手ごね感たっぷりに整形されたハンバーグのカタチが愛おしい…!

しっとりと柔らかなハンバーグは、胡椒をはじめとしたスパイスが効き、きちんと締まった印象。デミグラスソースはさらりとしたテクスチャーで、想像よりもあっさりめ。

ハンバーグ、ソースの美味しさもさることながら、この主役たちを食いかねない勢いで美味しかったのが付け合わせのお野菜たち。ほうれん草の甘さに驚き、ピーマンのみずみずしさに驚き、期待通りの人参のグラッセに顔がほころび、火の入れ加減が絶妙なサツマイモの素朴な甘さにまた顔がほころび、とても楽しめました。

ライスにワンバウンドさせていただく想定でしたが、この鉄板でいつまでも熱々なお肉とお野菜が美味しすぎて、しばらくライスの存在を忘れてしまうほど。ライスももちろん美味しかったですよ。
サザンクロスをざっくりまとめると
素敵な空間で美味しいお料理を楽しめるお店です。外食、特にランチはスピード勝負なような世の中の風潮はどうしてもありますが、あえてゆったりと時間をかけていただける贅沢さを堪能できました。サーブの絶妙なタイミングはAIにはまかせられないので、ホールの店員さんも良いお仕事をされているな~!と思いました。時間がない人には定食もあるようなので、定食なら一気にサーブされていただけるんじゃないかと思います。とにかく、次は何を食べようかな?という気持ちでお店を後にしました。
以上、「サザンクロス(大崎町)|南に輝く洋食屋さんの星」でした!




