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日本で唯一(?)プロ釣り師として生計を立てている村越正海氏のソルトウォーター・ルアーフィッシングコラム。
1990年~1995年ごろに雑誌に寄稿されていた内容が単行本化されたものです。
日本のルアーフィッシング黎明期ともいえる1980年代から釣り続けている言わば生き字引のような人ですが、
この本に書かれたエッセイには今でも話題になっていることがたくさんあります。
カラーローテ、乗っ込みチヌのルアー釣り、スプーンやジグのフォールアプローチ、シーバスの真逆パターン(荒れ気味の河川⇔澄み潮の磯場)、固定観念や不十分なデータに縛られないことの重要性etc…。
温故知新。10年前の本ですが、釣りに関する通底音は今も一緒ですね。
イナダやカンパチは口が小さめなものの口回りはしっかりしているので、トリプルフックが良い。
など、フックに関するエッセイも充実しています。
来年の青物は変なリグに色気出さずに頑張ろうかな、まず一本を。
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