2016年に釣り上げたあんな魚やこんな魚。
そんな魚たちをキャッチするうえで、活躍したタックル(釣り道具)をご紹介します。
ロッド部門「DAIWA(ダイワ)のLATEO(ラテオ)100 ML・Q」
タックルオブザイヤー2016、ロッド部門を飾るのはダイワのラテオ100ML。
釣った魚種は青物、チヌ、シーバス、アオリイカ、タチウオ、根魚まで。
オーソドックスなルアーフィッシングだけでなく、メタルジグを使ったショアジギ、ポッパーやペンシルを使ったトップゲーム、エギングまでこなせてしまうマルチなロッドです。
このラテオ100MLは相当気に入っていたものの、今年1回破損(車のトランクに挟むというチョンボ)させてしまいました。
で、ダウンサイズした90MLに買い換えたんですが・・・やっぱり100MLを買い直しちゃうよね。という変態的溺愛っぷり。
全長10フィート(3.05m)と長竿ですが、外洋サーフやテトラの上での取り回しの良さはやっぱり100MLですね。
90MLとは全然勝手が違います。
自重も152gと、10フィートロッドにしてはかなり頑張っている(軽い)部類に入ります。
あんまり長々と語ると終わらなくなりそうなので、続きが気になる方はインプレ記事(【おすすめ!シーバスロッドインプレ】DAIWA(ダイワ)LATEO(ラテオ)100ML・Qはエギング〜青物まで狙える万能ロッドだった!)を参照ください。
リール部門「SHIMANO(シマノ)のNASCI(ナスキー)C3000HG」
秋に、愛竿ラテオで青物釣ってて思ったんです。
「青物って早巻きが効くらしいけど、リールを高速で巻くのしんどいなあ・・・」
「疲れるよなあ・・・」
「ん?」
「ハイギアのリールで巻けば、通常の巻き速度で巻いてもギア比の効果でかなり高速巻きになるのでは!?」
「でもって、いっぱい青物釣れちゃうんじゃない?」
結果、そのとおりでした。
選んだリールは、「SHIMANO(シマノ)のNASCI(ナスキー)C3000HG」。
圧倒的コストパフォーマンスという触れ込みで、今年9月のリリース時にはネット上でかなり騒がれていましたね。
HAGANEギアが〜とか、コアプロテクトが〜とか、いろいろなコメントが飛び交っていましたが、詰まるところ「2万円半ばクラスの性能が1万円以下のリールに惜しみなく搭載されている」と理解しています。
別にリールマニアではないので細かいところはどうでもいいですが、確かに2013年にリリースされた旧ナスキーと比べて巻き心地はとてもなめらかで気持ち良い。
ドラグの滑出しも滑らか。(こちらも旧ナスキーと比べての感想です)
価格もアンダー1万円。
ちょうどハイギアリールが欲しかったので、ドンズバでした。
船道を狙うエギングにも活躍しました。
船道など漁船の往来が激しいポイントでは、ハイギアリールだとエギの回収がスムーズで楽なんですよね。
ランディング部門「DRESS(ドレス)のデリンジャータフ」
今年の夏はチヌのトップゲームにハマりましたが、活躍したのがこのフィッシュグリップ。
DRESS(ドレス)のデリンジャータフです。
サイズ約18cm、重量約100g。
ロックフィッシュからシーバスまで、様々な魚種に対応できるサイズで汎用性が高いのが購入の決め手でした。
特にチヌは噛む力が強いので、このようなアイテムがあると楽に魚をキャッチして移動できますね。
今までは釣り用ペンチ(フィッシングプライヤー)で口元を掴んで移動していましたが、魚が重たいと握力が結構必要。
このフィッシュグリップは、一度引っ掛けてしまえば落ちないので握る力も少なくてすみました。
腰からぶら下げてスッと使える手軽さもお気に入りのポイントです。
この値段でスタイリッシュなデザインってのもなかなか他にないですね。
ジグ系ルアー部門「BREADEN(ブリーデン)のメタルマル」
今年の秋はベイト(イワシ)のサイズがなかなか上がらず、9cm前後のルアーが活躍しました。
その中でドンズバだったのがメタルマル。
アクションはただ巻きでよし、トゥイッチを織り交ぜてもよし、フォールさせてもよし、ボトムを叩いてもよし。
レンジは表層からボトムまで幅広く探れる。
ベイトのサイズ感もぴったり。
このサイズ(9cm前後)のルアーは、他にもメタルジグやヘビーシンキングペンシル、ジグミノーなど様々な種類があります。
でも、メタルマルほど多彩なアクション(手数・・・引き出しともいうのかな?)が可能なルアーはなかなかありません。
プロ野球の投手でいうと、持ち球(球種)が多彩でなんでもできちゃう選手。
監督(釣り人)としても非常に使いやすい、かわいい選手(ルアー)です。
スキッピングも頑張ればできるんじゃないかな?
2017年は試してみようと思います。
そして、変化球だけじゃない。
一番の魅力は、飛距離。
手数が多い上にストレートがめちゃくちゃ速い投手(ルアー)でもあるんです。
28gのメタルマルは、35gのメタルジグと同等かそれ以上飛んでる感触です。
圧倒的飛距離。
他のブレード系ルアーと一線を画す秘密はラインアイの位置などにあるんですが・・・長くなりそうなのでそれはまた今度。
メタルバイブ系ルアー部門「COREMAN(コアマン)のアイアンプレート」
今年、もう一つ活躍したハードルアーといえばコアマンのアイアンプレート。
大サバ、タチウオ、カマスなど、様々なフィッシュイーターを寄せてきてくれました。
武器は、強烈なフラッシングとキンキンに尖ったフック(がまかつ社特製フック)。
塗装が禿げやすいのが欠点といえば欠点ですが、今年はいい思いをさせてくれました。
メタルバイブは他社製品(ジャクソンの鉄板バイブ、ドレスのドレパン、マリアのカーボンバイブetc)をいくつか使ったんですが、やっぱりコアマンのアイアンプレートは「釣れる」と信頼して投げ続けられますね。
にしてもお値段がちょっと高いので、もっといいオススメのメタルバイブがあったら教えてください(浮気検討中)
ワーム部門「JACKALL(ジャッカル)のアジ節ロング」
このブログで何度も取り上げていますが、春先のイカナゴパターンアジングで爆発したワームです。
これもサイズがベイトのイカナゴとベストマッチなんですよね。
クリア系カラーに高反応でしたが、2017年は「ソリッド系カラーじゃダメなのか?」「他の同サイズワームじゃダメなのか?」について色々釣り比べて検証してみたいと思います。
以上、「【発表!タックルオブザイヤー2016】2016年に活躍した釣りアイテムを徹底解説!」でした!