釣りをしていると、本当に「面白い日」というか「興味深い日」に巡り会えることもあるわけで。
今回は、2時間の間で超シャローに回遊してくる小さなメッキをテクニカルに釣り、ディープな河口でベイトを追い回すグッドサイズなメッキをゴリゴリ釣るという「釣り分け」を楽しめたのでその実釣レポです!
超シャローなスロープをマイクロジグで攻めると・・・?
まずエントリーしたのは、超シャローなスロープ周り。
潮がよく動く日なので、きっと回遊はあるはず・・・と心を強く持ちます。
同じ立ち位置からサーチルアーや実績ルアーをあれこれチェンジしながらキャストを続けますが、アタリは得られず。
潮がよく動く日なので、きっと回遊はあるはず・・・と再び心を強く持ちます。
ルアーへの反応はないんだけど、何か違和感。
食ってこないだけで、魚はいるような、そんな気配。
マイクロメタルジグ「アゴメタル」で掛けろ!
そこで取り出したのは、2019年リリースされたばかりのマイクロメタルジグ「アゴメタル」の3g。
(2024/10/27 03:54:59時点 楽天市場調べ-詳細)
超シャローの中でもできるだけ深いエリアにキャストし、着水直後に連続トゥイッチで寄せてくると・・・。
ピックアップ直前にキラリ!と反転バイト。
空を舞うように上がってきたのは、10cmクラスのマイクロメッキ。
死滅回遊魚といえど、超シャローにはこのサイズもまだ回っているんですね。
メッキをフックから外していると、パシャ、という水面のライズ音。
再び手早くアゴメタルをキャストすると・・・
ほぼ同サイズのマイクロキビレ。
朝晩の冷え込みは強くなってきましたが、幸い魚の活性は低くなさそうです。
同じ攻め方で、もう1枚メッキを追加。
トゥイッチで魅せて、フォールで食わせるイメージです。
マイクロメタルジグ「ジャコイチ」で掛けろ!
3gのアゴメタルではフォールが早すぎるかな?と思い、よりスローに見せるため1gのジャコイチにチェンジ。
Queenの”We Will Rock You”のリズムでトントンパッと寄せてきます。
トントンはトゥイッチで、パッとフォールさせるイメージ。
フォールのタイミングでクンッ!とラインを持って行かれ、アワセを入れてメッキを追加キャッチ。
速い横の動きに食ってくるほど活性は高くないようですが、一瞬フォールを入れてやるとパクッときてくれます。
ジャコイチは扁平なボディなので、フォールもスローに舞ってイイ感じです。
リズムに乗って、さらにキビレとメッキを追加。
繊細なライトゲームですが、釣れてくれるとサイズ問わずやっぱり嬉しいです。
冷え込みの強い朝に、スロープ周りでマイクロメッキといえど数釣りできたのは収穫でした。
ディープな河口のストラクチャー周りをメタルジグで攻めると・・・?
スロープではひとしきりメッキを釣ったので、気分を変えてランガン。
目線も変えて、超シャローエリアから外海のディープエリア直結の河口へ。
同じ系流の河川上流部と下流部。シャローとディープの違いをチェックです。
メッキはストラクチャー周りに付くカンパチのような習性を持つと聞いたので、目に見える範囲のテトラポットを狙うことに。
外海ディープでフィーディングのメッキは、表層フォールで
チョイスしたのは、5gのテトラジグ。
これをテトラ際にキャストし、フォールさせ・・・すぎると根掛かりしそうで嫌だな〜と3秒フォールさせた後にロッドを1発煽るとギュイーーーーーーーーーーーン!!!
10cmクラスのメッキとは確実に違う引き、久々のメッキらしい引き!
アジングロッドをギュイギュイいわせながら抜き上げると、20cmアップのグッドサイズ。
アシストフックにがっつりフッキング、どうやら活性が高い群れがいるようです。
色気を出して再度テトラ際を探ると・・・沈めすぎて根掛かり。
気を取り直して、7gのジグパラマイクロにチェンジ。
5gのメタルジグより飛ぶので、キャスト位置に注意しつつ・・・。
着水後、同じように3秒フォールからの1発シャクリ上げでバイト!
リアフックを丸呑み、やはり活性は高いようです。
水面を観察していると、シラスのようなマイクロベイトがイルカのように宙に飛び逃げ惑う姿が。
ははあ、あのベイトに付いているから活性が高いのか。
と、再びテトラ際にキャストしたつもりが飛ばしすぎてテトラにメタルジグを引っ掛けてしまい、ロスト。
メタルジグゲーム、手返し良いけどロスト率が怖い・・・。
We Will Rock Youのリズムは、メッキのサイズ問わず好反応
気を取り直して、同じくジグパラマイクロの色違いをチョイス。
キャスト後、沈めないようにトントンパッとWe Will Rock Youを脳内再生しながら寄せてきます。
トントンでトゥイッチさせ、パッとフォールさせるとギュイン!
こちらも20cmアップ、アシストフックにガッツリのメッキでした。
ひとしきりメッキを上げたところで、青物狙いのアングラーさんが帰られるところだったのでしばし情報交換。
やっぱり、今年の青物は昨年の爆発力と比べると厳しいですね。
大阪から来られた方だったので、10分ほどあれこれ情報交換してから釣り再開。
したものの、どうやらベイトが散ってしまったらしくメッキからの音沙汰もぱったり。
空を見上げると、綺麗な飛行機雲が出ていました。
リザルトは7枚、異なるエリアで釣り分ける面白さ
朝マヅメ2時間のメッキゲーム、1時間はシャローで、残りの1時間はディープで。
サイズの異なるメタルジグを駆使した2時間でしたが、どちらもフォールに好反応。
横の釣りより、縦の釣り。メッキのバイトで季節を感じられるようになってきました。
メッキ100枚チャレンジ、目標達成まであと19枚です。
なかなか数が伸び悩む時期になってきましたが、引き続き頑張ります!
以上、「朝の淡路島でメッキゲーム!ポイントを変え2通りの攻め方で攻略!」でした!