暖かな冬の日、那須白河フォレストスプリングスへ行ってきたのでその釣行レポートです!
当日の状況
天候は穏やかで、数日間は安定している状況。
気温は8度、最低気温はー1度。前日から大きくブレていない気温です。
風は風速1〜2m程度なので、ほぼ無風状態。
水温は計り忘れてしまいましたが、公式サイトでは6度と記載されています。
当日状況から攻め方を考える
明日の妄想…快晴で風もなく、タフコン。展開はスロー。気温変化で変わるタナにクランクで合わせていく。午前中は厳しい。夕爆に期待。
— スズキシゲハル (@szksghl) 2021年12月9日
コンディションはきっとタフ。快晴で風もないので、警戒心は高めでしょう。
レンジは気温変化により上下しそう。変わるレンジに、クランクでスローに合わせていくイメージが良さそうです。
ひょっとしたら、夕方の爆発にワンチャンあるかも?
という予想。さて、どう出るか?
ファーストポンドでスタート
レンジがコロコロ変わるようなら、そこまで深くないポンドが良いかも?とファーストポンドにイン。
まずは状況観察から。対岸のアングラーは、ちょいちょい連発しています。
見た感じ、明るい赤・オレンジ系のスプーンで表層のトラウト…中小型サイズを連発している印象。
確かに、ポンドを覗き込んでも魚は浮いて見えます。レンジは30cm〜60cmくらいでしょうか。
足元のシャローでは、つがいのようにペアリングされたトラウトが2尾。
尻尾でボトムの土を掘り返しています。
…テレビでよく見る鮭の産卵シーンを彷彿させますが、これってマスの産卵行動??
とりあえず、浮いて見えるのでトップから。
ミッツドライで様子を見ると、強めのウォブリングで追尾マス確認。弱めのリトリーブには反応が薄い感じ。
ちょっとレンジを入れて、クーガナノ。
で、探るも反応はなし。
表層の虫(いるのか?)を捕食しているのか、ライズしている個体もちらほら。
この見えマスをどう獲るかが課題かな…。
魅惑&疑惑のインレットへ
などと考えつつインレットを見ると、なんとガラ空き。
さっきまで攻めてた人がいたけど、結局竿が曲がっている様子もなく、移動された模様。
この時期は冷え込みからインレットに魚が寄らなくなったりするし、今日もそんな感じかな…。
と思いつつ、やっぱりインレットの誘惑に耐えきれず「ちょっと」チェックしてみることに。
インレット前に魚は目視できないけど、いる気配はあり。
クランクを中心にあれこれ投げてみるも、クリーンなヒットはなし。
ボトムを叩いても、水草の猛攻に。
うーん、どう攻めようかな…。
午後イチ、魚卵を意識したルアーでヒット連発!
そういえば、さっき産卵っぽい行動しているトラウトが何匹かいたな…、
産卵してるとするなら、魚卵っぽいルアーに反応が良いのでは?
ということで、取り出したるはユーカリのACO。
サイズ感といい、カラーといい、まさに魚卵(イクラ)ではないでしょうか?
ということで魚に訊いてみる。
うむ、正解のようで。
キャストし、インレットの流れに漂わせてみるとアタリが連発。
着水後2秒フォールさせ、ハンドル1/3回転のデジ巻きをテンポよく3回(ハンドル1回転)の繰り返し。
アタリは手元まで伝わってきたり、弛ませていたラインが張ったりと様々。
これまでの沈黙をよそに、ワンキャストで3回くらいバイトがあります。
で、フッキングに至るのはそのうち1回くらい。
スッポ抜けやランディング直前のバラシも多く、3回掛けてキャッチは1回くらい。
釣り慣れていないから、ファイトスタイルもぎこちないんだろうな。うーん、もっとキャッチ率を上げたいぞ。
フォールだけでなく、ボトムステイさせても良しでした。
13:36,13:38,13:45,14:01,14:02,14:08で6キャッチ。
そこから少し間があいて、14:31,15:02に続けて2キャッチしました。
夕爆は訪れず、厳しい展開に。
15:00以降は魔の時間帯…。何を投げても反応しなくなってしまいました。
ロール系のクランクや、軽比重スプーンにショートバイトはあるものの乗せられず。
太陽が沈み始めて、冷え込みも厳しくなってきました。
外気温の低下が露骨に活性にリンクしている印象です。
この日は晴れていたため夕方の冷え込みが曇天時よりも厳しく、15時8度の気温が17時に4度まで低下しました。
水温がこれに連動してどのように変動していたのか、ちょっと記録しておけばよかったな〜と後からちょっと後悔。
日暮れ前に、インレットでポツポツと追加。
中には赤い魚体のイワナ?F1?ジャガー?もヒットしました。
恐竜みたいな顔つき。かっちょいいです。
結果、夕方もパッとせず。
16:38,16:42,16:45と、ラインが目視できなくなるギリギリの明るさで3本追加して計9本の釣果でした。
今回の所感と今後の展望
スローな展開
バイトはフォールに集中。特にスローなフォールに反応良しでした。
プラグアクションはウォブリングよりロールに反応良し。フッキングには至らなかったものの、ゆびサック40SFやパニクラDRの表層デッドスローにはショートバイト多数。
スプーンもアルミんのデッドスローへショートバイトは得られるものの、秒1回転速度のリトリーブではバイトは得られず。
このことから、よりスローに、より弱い波動な展開が好まれたようです。
今後の展望
これからの時期は、よりスローに、より弱いアピールで、より「少ない体力で食べやすい」ベイトを演出する必要がある気がします。
アクションとしては、リトリーブよりもストップ&ゴーやデジ巻き、縦方向へのゆったりとした動きが良いのかも。
また、冷え込みが厳しくなる15時以降は、より水深のあるセカンドポンド・サードポンドでの釣りが良苦なるかもしれません。
以上、「那須白河フォレストスプリング釣行レポート12月編」でした!