大潮の夕マズメ、満潮からの下げ。
アジングをしていましたが、条件的にはバチ抜けにもぴったりだな〜と思っていると、海中で謎の生き物が泳いでいます。
ヒラムシの変な泳ぎ方を動画で撮ってみた。
全身がヒレのようにうねうねを泳いでいます。強いていえばエイに近いかな?
水汲みバケツで捕獲し、動画をとったので上げておきます。
捕獲に成功しました。泳ぎ方の動画です。#淡路島#ヒラムシ https://t.co/184yZLm32K
— スズキシゲノブ (@szksgnb) 2016年5月5日
最初は「生食群泳のために体の一部を変化させたゴカイかな?」と思いましたが、それだったら尻尾だけがひらひら動くはず。
「ツノがあるのでアメフラシかな?」とも思いましたが、アメフラシにしてはつついても紫色の体液が出てこない。
「アメフラシじゃないならウミウシかな?」とも思いましたが、ウミウシにしては体が異常に平べったい。
「なんなんだろうこれ?」とモヤモヤしながら帰りましたが、調べてみたらヒラムシというそうです。
ヒラムシとは
ヒラムシはクラゲ、イソギンチャクの仲間で肉食。日本では200〜250種類近く見られ、その不思議な泳ぎ方から近年ダイバーからも人気だとか。貝類を捕食するため、カキ漁が打撃を受けることもあるそうです。
※ちなみにウミウシは貝・タコ・イカなどの軟体動物の仲間で肉食・草食いろいろだそうです。
驚いたのがその求愛行動と交尾の仕方!
雌雄同体であるヒラムシは、自分の男●器を武器にしてフェンシングのように相手の男性●をかわしながら自分の●性器を相手に突き刺し(!)、精子を注入するんだとか。
で、フェンシングの末に突き刺されたヒラムシは雌となり子供を産む(産卵する?)そうな。
これなんとNAVERまとめの記事にまとめられていました。
ヒラムシって不思議・・・。と呆然としましたが、ヒラムシ側からすれば「人間って不思議・・・」なんだろうなあ。
ヒラムシが釣りに与える影響
ここまでつらつらと不思議生物ヒラムシについて書いてみましたが、これといって釣りに与える影響はなさそうです。
メバルやシーバスが偏食してヒラムシパターン爆発!とか聞いたことないですし。
もし、漁港の常夜灯の下でヒラヒラ泳ぐ謎の生き物を見つけたら「よう、ヒラムシ」と声をかけてあげてください。周りのアングラーから色々な意味で一目置かれるかもしれません。