前回釣ったアジをアジフライにしていただいたらペロリ!と平らげちゃうくらい美味しかったので、おかわりを釣りに再び夕マヅメの漁港へ。
なんも考えずに現着したら、「げっ、めっちゃ風吹いとるやん・・・」。
入るポイントポイントでアタリすら感じられず厳しいゲームになると思われましたが、最後に入ったポイントで入れ食いを堪能!してきたのでその実釣レポです!
風速10mちかい爆風、風裏に先行者、カラスの大群、不安
11月の夕暮れ前、いわし雲っぽい空。予報では夜に一雨くるかもとのこと。
今日はめちゃくちゃ風が強く、どうやら10m近い爆風。沖ではウサギが跳んでます。
風表に立つとちょっとよろけちゃうくらいで危険を感じるほど。
風裏の潮通しの良いピンスポットには先行者がおり、ちょっと後から「どうも〜」と入っていく感じではない。
仕方がないので風表でアジングを試みる。1.5gのジグヘッドが・・・飛ばない。リトリーブしてラインテンションを極力張るようにしても、ティップが風にあおられてアタってるのか風であおられているだけなのかもよくわからない。
「風と喧嘩してもいいことない」と早々に風表を諦め、ちょこちょこと風を避けられるポイントを探して小移動。風を斜め後ろから受けられるポイント、真後ろから受けられるけど潮通しの悪いポイント、港内だけど潮目ができており期待できるポイント、あちこち探るもアタリは感じられない。
風速10m近い強風だし、沖ではウサギ飛んでるし、風裏には先行者いるし、アジングなんかせず帰ったほうが良いのでは? pic.twitter.com/klclXBn6u9
— スズキシゲハル@淡路島ライフ (@szksghl) 2019年11月13日
日暮れが近づくとともに雲行きが怪しくなり、空には何十羽というカラスの大群がカアカアやりはじめた。うう・・・なんか不吉な予感・・・。
空模様は不吉だし、おそろしくカラス飛んでるし、アジングなんかせず帰ったほうがいいのでは? pic.twitter.com/ciWwXLXS7Q
— スズキシゲハル@淡路島ライフ (@szksghl) 2019年11月13日
ランガン5ヶ所目、最後の最後に楽園を見つけた・・・!?
こんな日にアジングなんて無理無理、あーシーバス狙いに行けばよかったとちょっと腐りつつも、なんとなく気にかかるポイントが一つ。
漁港奥のスロープと係留船周り。
普段アジングするうえでは全く気にも留めないポイントですが、メッキ100匹チャレンジを通して魚が付くイメージがなんとなくできていたので最後にチェック。
マヅメ時はフィーディングに入ってくる個体がいるかもしれないし、何より風裏だし、停めている車も近いしでダメ元で入ってみました。
タックルは前回同様、鉄板の組み合わせで。
風を考慮してフロードライブヘッド0.8gに、アミアミ1.5インチ。
スロープに対し平行にキャストし、極力一定のレンジを漂わせるように意識しながらロッドワーク。しかし、アタリは感じられず・・・。
クイックな動きに深いバイト、完全にリアクションの釣り
こんな小場所でアタリがなければ、魚はきっといないんだろう。ああ、もう帰ろうやめだやめ。
そう思って足元まで漂わせたワームを回収しようとリールを早めに巻き上げたそのとき、クンッ!!
「!?!?」
13cmくらいの小アジでしたが、ジグヘッド丸呑み。
はて、リールをクイックに巻くことでスイッチが入るのかな?と思い同じコースを同じ要領で攻めるとドラグがジッ!
久々の良計、20cmアップのアジでした。
こちらもバイトは深く、ジグヘッドを丸呑み。
どうもリアクションが良いようで、スローに漂わせてリールをキュッと2回転ほどさせてバクリ。
または、クイックなトゥイッチを織り交ぜてパクリ。
完全にパターンにハマり、入れ食いモード。12分で15枚の爆発力。
群れが違ったのかサイズこそ伸び悩んだものの、小場所の爆発力はなかなかのものですね。
まだまだ釣れそうな気配もありましたが、タイムアップで納竿としました。
気になるアジの胃の中は・・・
持ち帰ったアジをさばき、早速ベイトをチェック。
リアクションに好反応だったのでなんらかのベイトに付いていたのかと思いきや、大半はプランクトン、3匹のみデッドベイト。
これといったベイトはいなかったようで、プランクトンメインに食べている個体とシラスを食べている個体のみ。
リアクションに効果的だったのは、夕マヅメの影響だったのかもしれません。
悪条件下でも、じっくりポイントを探してタイミングが合えば報われる・・・そんな釣行でした!
以上、「淡路島で入れ食いアジング!とあるポイントで12分15匹キャッチ!」でした!