少し前の話になりますが、尺メバルと春太刀魚を狙ってきたのでそのレポです!
ことのはじまり
ときは5月下旬。
産卵の体力消耗から回復したアフターメバルを狙うにはぴったりの時期です。
梅雨に入る前なので、雨に悩まされる心配も少ない時期です。
また、淡路島ではGW明けくらいから「太刀魚シーズン開幕か!?」との情報が流れています。
まだ群れは大きくないものの、限られたエリアでポツポツと釣れ始めているようです。
どちらも男のロマン要素が強いですが、夜に釣行できる日があったのでエントリーしてみました♪
タチウオの夕マズメまでは・・・
太刀魚は夕マズメの短時間でバタバタッと釣れることが多いです。
メバルを狙うなら夜。日が暮れて、浮いてきた個体を狙い撃ちします。
釣り場に到着したのは17時頃。
日没が19時頃なので、時合いとしてはまだ早そうですね。
ということで、気軽なライトゲームとしてライトワインド開始♪
ワームはオンスタックルのマナティー38(サンセットオレンジ)をチョイスしました。
堤防の敷石付近を探ると、ガシラ(カサゴ)がヒット!
完全にガシラアパートとなっている敷石があるようで、そこを探るとポンポンポンと連続ヒット。
結果的にほぼ入れ食い状態で、短期間に3匹のガシラをキャッチしました。
サイズはすべて15cm前後と小ぶり。金太郎飴のように、似たサイズがヒットします。
ここのガシラアパート(敷石周り)には、このサイズの住人が棲息しているようです。
テトラの穴釣りでは、「ガシラは縄張り意識が強いから1穴に1尾しかいない」「大きいやつから食ってくる」などとよく言われていますが、敷石周りではみんな仲良くくらしているんでしょうね。
そうこうしているうちに、日が暮れてきました。
目指すは春タチウオ
ということで、完全に暗くなる前にメタルジグにチェンジ。
これで沖合の深場に潜む太刀魚をキャッチしつつ、日暮れ直後の浅場に浮いてきたやる気のある個体をワインドで釣り上げる作戦です♪
20gのジグパラスローを可能な限り遠投して、ボトムを取ります。
ほわ〜んほわ〜んとロングジャークのうえ、またボトムまで落とします。
それを繰り返していると、グググッ!と何かがヒット!
トルクのある引き、これはガシラとはちょっと違う!
鯛系でしょうか、足元へ寄せても、何度も下へ下へと突っ込みます!
水面直下でチラリと見えた扁平なボディライン、これはソゲかな!?
などと妄想爆発しましが、上がってきたのはこちらのお方。
体長23cmほど、わがままボディなベラでした。
いや、まあ口元だけ見ればね、鯛に見えなくないか・・・(まだ言ってる)。
あんまりメタルジグでベラを釣ったことがなかったので、ちょっと想定外のゲストでした。
その後はスレがかりでリトルガシラをキャッチ。
メタルジグで釣れるガシラは大型が多いですが、この子は足元でヒットしました。
かわいい坊や、いたいけな好奇心は怪我をするだけだぜ・・・。
とかなんとか痛いことを言いながらリリース。
待ちに待った夜
そのうち日が暮れて、ワインドにチェンジ。
シャクれどシャクれど、異常なし。
ワインドのビシッという音がだれもいない海に虚しく響き渡ります・・・。
ん?待てよ?誰もいないってことは・・・
ポイント間違えた!?(爆)
釣れてる場所だったらワインダーがある程度いるはずですが、いくつかあるポイントの中でもエントリーする場所間違えたくさいです。
日暮れから30分経ち、完全に時合いも終わってると判断。
気を取り直して、尺メバル狙いです!
夜のサーフは怖い
サーフのシモリ周りに浮いてきたメバルをキャッチする作戦でしたが、あいにくの向かい風でフロートが飛ばない。
しかも、ちょっと高波になってきました。
悪条件で心は折れそうになっていましたが、誰もいない暗闇のサーフで海鳥がギャーッ!!と悲鳴のような鳴き声で鳴くので怖くなってやめました(スミマセン。完全にビビりました)。
あの人の叫び声のように鳴く海鳥(ウミウでしょうか)、めちゃくちゃ苦手です。。。
と、いうわけで春太刀魚に尺メバルというロマンはロマンで終わったわけですが、ボトムを探れば愉快な仲間が遊んでくれるから楽しいですね。
長時間の釣りだと注意力も散漫になってしまいますが、魚がヒットするとスイッチが入りますよね。
また、日々の釣行で「今日はボウズで終わりたくない!」という日にはボトム狙いがオススメです♪