【2017年1月】アルカジックジャパンのアクアバケットを追記しました。
海釣りをしていると、必ず欲しくなるアイテム、水汲みバケツ。
釣った魚を活かしておいたり、魚をつかんで生臭くなった手を洗ったり、締めた魚の血抜きをしたり、色々と活躍しますよね。
サビキ釣りなどで小魚を大量に釣る場合は氷締めが有効なので、氷締め用の海水を汲むのにも使います。
そんな便利アイテム、水汲みバケツですが、釣具屋さんで必要にかられて適当に買って後悔したことはありませんか?
また、ネットで最安値の商品をポチッって後悔したことはありませんか?
クーラーボックスと比べると安価な商品ではありますが、安物買いの銭失いにならないように・・・。
今回は、海釣り用水汲みバケツで最低限備わっておいてほしいおすすめポイント3つをご紹介します。
釣り用水汲みバケツの要チェックポイント3つ
1.メッシュのふたがついているか?
釣れた魚を活かしておくために水汲みバケツを使うシーンは多いですが、アジングなどで手返し良く大量に釣れると、魚が飛び跳ねて外に出ちゃいます。
こんなとき、メッシュのふたがあると便利です。飛び跳ね防止になります。漁港で釣り人のおこぼれを狙う猫の被害にあうこともなく、安心ですね。
また、カサゴなどの根魚類が釣れて「リリースか?キープか?」と迷っているときは、メッシュのふたをしめて海中に入れておけばスカリとして活かしておくことができます。
アジなどの回遊魚系はさっさと締めて血抜きして氷締めしたほうが良いことが多いですが、根魚系はタフなのでスカリとして十分使用できます。
2.ロープホルダー(巻取り用グリップ)がついているか?
これ、結構後先考えず買っちゃって後悔してる人は多いんじゃないでしょうか。僕もその一人でした。
水汲みバケツには普通ロープがついていますが、ロープホルダー(巻取り用グリップ)があるのとないのとで大違いです。
ロープホルダー(巻取り用グリップ)という表現が合っているのかは微妙ですが、要はコレです。Hみたいなやつ。
これがついていないと、ランガンする釣りスタイルのときとかは非常に苦労します。
水汲みバケツのロープをいちいち手に巻き付けてまとめて、釣り具を持って移動・・・。
だんだん面倒になって、水汲みバケツは最初にエントリーした場所に放置、なんて経験はないでしょうか。(僕はよくやりました)
カレイの投げ釣りやファミリーフィッシングのサビキ釣りのように腰を据えるスタイルの場合はあまり問題視されませんが、テンポよく探っていくスタイルの場合は水汲みバケツのロープホルダー(巻取り用グリップ)があると断然便利です。
3.オモリがついているか?
安価な水汲みバケツだと、海面に落としてもなかなか水が汲めずイライラすることがあります。
答えは簡単、バケツの水汲み口にオモリがついておらず、海面とバケツ底面が当たってしまっているからです。
よって、バケツの水汲み口にオモリをついていれば、おのずとバケツは水汲み口に海水が入るように着水します。
バケツに水を汲むタイミングは、「釣り始めのタックルセッティング前後」か「魚を釣った直後」だと思いますので、うまく水が汲めないと結構イライラしますよね。
自分の使っているバケツの落下姿勢のクセを掴むまで時間がかかるので、できれば水汲みバケツにオモリがついていた方がよいと感じています。
すべて兼ね備えているおすすめ水汲みバケツは?
上記3ポイントを兼ね備えているのは、Tict(ティクト)の「活かし水汲みバケツ」。そしてのTAKAMIYA(タカミヤ)の「H.B CONCEPT 活かし水くみ」が挙げられます。
(一応、アルカジックジャパンのアクアバケットも上記3ポイントを押さえています。ただ、Tictより機能が目劣りしてTAKAMIYAより高額なので今回は除外しました)
※ほかに、もっといい水汲みバケツあるよ!という場合はぜひ教えてください!
それぞれの特徴をみていきましょう。
1.Tict(ティクト)の「活かし水汲みバケツ」
「ライトゲーマー必携」とキャッチフレーズだけあって、海のルアーアングラーによさそうです。
しっかりしたハンドルグリップがあるのがいいですね。
また、今春ロッドグリップ付きのモデルもリリースされました。お値段はちょっとするけど、これめっちゃ良さそうなんよなあ。
ただし、どちらもロープ長が5mという点で注意が必要です。
メインフィールドが高い堤防の人などは、堤防上⇔海面の距離が5mを超える場合があると思います。
自分のメインフィールドをイメージしながら、チェックしてみてください。
2.TAKAMIYA(タカミヤ)の「H.B CONCEPT 活かし水くみ」
Tictと比べて値ごろ感があるのが、TAKAMIYAの製品です。
メッシュのふたあり、ロープホルダーありと必要な機能が全部そろっています。
ロープの長さが10mというのもいいですね。大体のフィールドはこの長さがあればクリアできると思います。
ひとつ難点をあげるとすれば、カラーラインナップが黒色オンリーであること。
黒だと、釣った魚をちょっと見にくいんですよね。個人的には、tictのラインナップのような白、赤、黄が見やすくて好きです。
まあ、色の場合は単に好みの問題かもしれませんが・・・。
個人的にはタカミヤの水汲みバケツで決まり!
個人的には、タカミヤの水汲みバケツがお気に入り。
サイズは18cm,20cm,24cmの三種類。
18cmのタイプがコンパクトで使いやすいですが、ハマチ5本くらいはギュウギュウで血抜きできます。
不意なロストやガンガン荒っぽい使い方にも耐えられるリーズナブルなお値段も魅力です。
ロープに一工夫でもっと便利に!
ここで、ちょっとした小ワザをひとつ。
ロープに一工夫することでもっと便利になります。
それは、結び目のコブを作ること。
海水を汲み上げるときって、結構力が要ると思います。女性や、子どものアングラーであればなおさらです。
ロープに結び目がないと、海水を汲むにあたってロープを握る握力が必要となります。
ロープに結び目があると、握力が弱くても結び目のコブがとっかかりになって水を汲みやすくなります。
実際にコブを作ってみました。
実際にコブを作ってみました。先ほどのタカミヤの10mロープバケツです。
個人差はあると思いますが、1m単位でコブを作ると便利だと思います。こんな感じです。
といっても、律儀にメジャーではかる必要はありません。
自分の左腕を横に伸ばして、右腕は弓を射るポーズで右肩にあてれば、大体1mの長さになります。ウキ釣り・フカセ釣りをメインでされている方はすぐにイメージがつきますね。
大体この感覚を1mとしてコブを作っていくと・・・。
はい、できました。ちょっとわかりにくいですが、1m単位のコブが9つ作れました。10mロープなので大体結果オーライですね。
いかがでしたでしょうか。今回は海釣りの名脇役、水汲みバケツにスポットを当ててみました。
結構デザイン性の高い商品とかリリースされていますが、個人的に紹介した3つの機能はマストだと思います。
皆さんも、水汲みバケツを選ぶ際には3つのポイントを思い出してみてくださいね。
以上、「【決定版】海釣りでおすすめの水汲みバケツが明かされる」でした!
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