11月から絶好調だった淡路島の河川シーバス、ついに真冬モードに突入してしまいました。
条件によっては冬モードのように中層で狙えたり、初冬モードのように表層に出たりするとは思うんですが、しばらくは厳しい日々が続きそうです。
ということで、ボトムべったりショートバイトな真冬の河川シーバスをギリギリ攻略してきたのでその実釣レポです!
まずはレンジの入るルアーで探る
時期は1月下旬、場所は河川、タイミングは陽が落ちてからすぐ。
前回の釣行の傾向から、ちょっとレンジを入れなきゃ反応を得られないと感じて潜るルアーからスタート。
メガバスのヴァタリオンや、アイマのサスケSF95で一通り探るも反応なし。
んー・・・。
よりボトムすれすれをトレースできるルアーにチェンジします。
ボトムちょい上のレンジでバイトが連発するものの・・・
ボトム付近を舐めるようにトレースするべく、ローリングベイト66にチェンジ。
根掛かりしにくいように、フロントフック・リアフックともにダブルフックチューンにしています。
アップクロスのオープンウォーター、カケアガリを意識してボトムきわきわを引いてくると「コン!」というバイト。
うーん、ボトムきわきわを流してもこんな小さなバイトしか得られないのか・・・。
今度はアップクロスの護岸側にキャストし、同じようにボトムレンジを引いてくると「カキン!」という金属的なバイト。
しかし乗せられず。
うーん、渋い、渋すぎる。
シーバスのストックはある!めげずにキープキャストでシーバスキャッチ!
シーバスはいるんだけど、どうしたら掛けられるかな〜なんて思いながらキャストを続けます。
先ほどからバイトを得られているアップクロスにキャストし、ローリングベイト66をカーブフォールで着底させます。
着底後、竿先でローリングベイト66を少し浮かせ、リールは巻かず竿先を横移動させてサビキながらボトムすれすれをロールさせるイメージ。
サビキ終わったらそのままカーブフォールで着底・・・。
アジングでいうボトムドリフトのような一連の流れです。
この一連の流れを繰り返していると、ローリングベイト66をリフトさせたときにずん・・・とゴミ袋でも引っ掛けたかのような重み。
テンションをキープしたまま、「ゴミか?シーバスか?」と様子を見ていると、ぐん・・・!ぐん・・・!という生命反応あり!
貴重な1バイト、これは慎重にいきたいところ。
水中で引っ掛けたコンビニ袋を寄せるように、ゆったりと大きく引き寄せてきます。
が、なかなか浮いてこない。
走り回る個体ではありませんが、とにかく鈍重。
極力ボトムにべったり貼り付いて、動こうとしない抵抗。
じっくりじっくり寄せて浮かせて、なんとか貴重な1本をキャッチ!
フッキングは唇の皮に、かろうじてリアフックが掛かっている・・・いや、刺さっている程度。
ファイト中にバラしてもおかしくないフッキング、シーバスの動きが鈍かったから獲れたようなものですね。
サイズは60cmジャスト、この時期久々の60cmクラスです。
なんかこのシーバス・・・体高の割に厚みがあるような・・・。
と思ってお腹を見てみたら、やっぱりパンパンでした。
これも産卵に絡んだ個体だとすると、12月下旬の満月、1月初旬の新月に続いて1月下旬の満月に産卵する個体なのかもしれませんね。
今回活躍した・・・というかこれでしかアタリが得られなかったというのが、タックルハウスのローリングベイト。
渋いシチュエーションで活躍するルアーとは聞いていましたが、真冬のボトムべったりシーバスに口を使わせる訴求力は大したものです。
ボトムを攻める場合は根掛かりしやすいため、カルティバのダブルフック「SD-46#4」へ交換しています。
以上、「ボトムを攻めろ!真冬モードの河川シーバス攻略実釣レポ!」でした!