エリアトラウトシーンで人気のシャロークランク「クーガナノ」をインプレします!
私が初めて管理釣り場でトラウトを釣り上げた、メモリアルなルアーです。
ヴァルケインのクーガナノ
サイズは26mm,ウェイトは1.9gです。フックはジャイロフックライド#6を標準搭載しています。
シンキングモデルもありますが、ここではフローティングモデルをご紹介します!
クーガナノの特徴
アクション
アクションは暴れすぎない小刻みなウォブリング。
スローに巻いてくると、穂先が細かく振動します。
レンジ
潜航レンジは30cm〜100cm程度。
得意なレンジは50cm前後の印象です。
魚が表層を意識しているときは、ロッドを立てて表層直下を舐めるように攻めることもできます。
飛距離
リップがかなりワイドなので、飛距離はそこそこ。
こんなシーンに強い
魚は浮いているがトップには出ないとき
6月頃の那須白河フォレストスプリングスでは、浮いた魚は見えるもののプレッシャーからかトップには出ないシーン。
そんなとき、クーガナノをキャストして着水後にグリグリとリールを強めに3回転ほど巻いて潜らせます。
その後は竿先に振動を感じるギリギリの速度でスローリトリーブ。
で、バイトが連発!
ナイロンラインでスローテーパーなロッドを使うと向こうアワセでフッキングします。
トップの強波動が効くとき
11月の那須白河フォレストスプリングスで遭遇した、浮いた魚がトップの強波動に好反応なタイミング。
▼実釣レポート
ミッツドライなのでひとしきり釣り終えた後のフォローで、クーガナノが活躍しました。
使い方は、キャスト後にロッドを立て、極力ラインが水面に触れないようにしながらのリトリーブ。
レンジは表層、ほぼ薄皮一枚のところをブリブリと早めに巻いてくると好反応でした。
シャロークランクですが、ロッド位置を調整してトップ的な使い方も十分できるクランクです。
こんなシーンに弱い
遠投が必要な時や風が強い時
ワイドリップを搭載しているため、どうしても遠投性能は高くありません。
また、風が強い時はリップに風の抵抗を受けてしまうため、飛距離は伸びません。
どちらかというと、近距離を丁寧に探るタイプのクランクですね。
アタリの出方とアワセ方
アタリの出方は大きく分けて2種類あります。
ガツン!と大きく出るアタリ
反転してバイトするようなガツン!という強いアタリ。
これは向こうアワセで掛かることが多いです。
レンジやスピード、アクション、カラーなどマッチしているんですね。おめでとうございます。
チッ!と小さく出るアタリ
小型の速い魚が多いエリアではよく出る、チッ!という小さい瞬間的なアタリ。
これはなかなかフッキングしにくいですが、大アワセは禁物です。
小さい瞬間的なアタリには、「巻きアワセ」か「スイープなアワセ」で針を魚の口に残すとキャッチに繋がることが多いです。
サイズによってはフッキングが甘いことがあるので、追いアワセを入れてあげると良いでしょう。
おすすめカラー
グローカラーで攻めてから、食わせカラーに寄せるのが鉄板のようですが、個人的にはどれか一つ選ぶならマッチオリーブ。
食わせに寄せたカラーです。
amazonでも安定して供給されているので、ラインブレイク等でロストしても安心です。
クーガナノはこんな人におすすめ!
- 時間がかかってもいいからとにかく1匹釣りたい
- スプーンの釣りがよくわからない
- 魚がスレていて、食わせに寄せたい
スローリトリーブでよく食わせるため時間は掛かりますが、時間をかけた分反応が返ってくるため初心者に優しいクランクだと思います。
以上、「ヴァルケインのクーガナノをインプレ!初心者にも優しい!」でした!