空梅雨気味の近畿地方ですが、梅雨メバルを狙ってプラグゲームに出かけてきました!
月齢16.5という満月に近い潮回りですが、月の出の時刻前に満潮が重なるので月の影響を受けないうちにショートタイム勝負です。
まずはサーチ系のシャローマジックでチェック
ポイントは、最近いい思いをしている小規模河口。
満潮前後に小さなバチが抜けてくるので、それを捕食しにグッドサイズなメバルの群が入ってくるエリアです。
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とりあえずサーチ系で信頼を寄せているシャローマジック、サイズは50mmからチェック。
バチを意識してソリッド系のカラーからスタート。
あらゆるコースをあらゆるスピードでチェックするも反応なし。
そこで、ちょっとクリアめなカラーにチェンジします。
これまで探っていたコースにキャストし、少し沈めてレンジを入れます。
1秒に1/2回転ほどの巻き出すとグイ〜〜ンと竿先が引き込まれるアタリ!
スイープに合わせると・・・すっぽ抜け??
残念ながら、フロントフックが伸ばされていました・・・。
タフな状況打破にはレイジーソリッド!
シャローマジックで全くアタリが得られないので、状況は相当タフと判断。
そんなシビアな状況打破には、レイジーソリッド!
シャローマジックと同じコースへ・・・潮の流れの上流にキャストし、少し沈めてレンジを入れます。
ゆっくりと、秒1/4回転程度のリトリーブでチェック。
すると、突如どう猛な引き!
じっくり寄せてくるものの、足元で根に潜られてしまいました。
あちゃー、久々の展開。ちょっと油断していました。
ということで、3分ほど小休止。
竿先にちょっとテンションを感じるくらいのラインの張り具合で様子をみていると、竿先が動き出しました。
ここぞ!とばかりに思いっきりゴリ巻きして上げてくると・・・
これは引くわけです、スレ掛かりしていました。
にしても、この位置にスレ掛かりって珍しいな・・・。
フロントフックが胸ビレの前にフッキング。
よくぞ刺さった、という感じ。
触れらばささらん鬼掛けフックチューンが功を奏した感じです。
貴重な1枚、獲れてよかった・・・!
決定的に何かがマッチしていない、んでしょうが何がマッチしていないのかはよくわからず。
さらにレンジを下げてゲスト登場!
とりあえず状況は渋い。
クリア系のプラグで、スローに、深めのレンジを、ふわふわと漂わせれば勝機あり?
ということでメバカームをチョイス。
アップに投げて、じっくり沈めて、秒1/4回転のスローリトリーブでストップ&ゴーを繰り返します。
ストラクチャ周りではアタリがなく、オープンエリアのカケ上がりに差し掛かったかな?というアタリで強烈なアタリ!
スイープに合わせ、じっくり浮かせてきます。
途中でグイグイバシャバシャと首を振るファイト。
これはシーバスか?と思ったら・・・
37cmの・・・キビレでした。
ちょっとチヌ(クロダイ)っぽさもあるけど、尻びれがイエローですね。
フッキングは口の端にがっつりと。
さて、この魚はどうしようかな?と考えていると・・・
エラの中からヒル?が顔を出してきたのでリリースすることにしました。
本日のリザルト。なぜ苦戦したのかを考える
ということで、本日のリザルトは2枚。内、本命は1枚。
絶望的に、ショートバイトすら得られない展開でした。
前の潮周り(2週間前)までは絶好調だったエリアなので、何が変わったのか?
考えられる要因は3つ。
・季節が進み、バチが抜けなくなったのでフィーディングに接岸するメバル数いなくなった
・月齢が満月周りになり、メバルはいるけれども活性が非常に低かった
・水温が上がったため、メバルがいなくなったorいるけれども活性が低かった
「エサおらん説」、「満月嫌がる説」、「水温嫌がる説」です。
水温は、数日前と比べて1度上昇して20度前後。
あまり強い相関関係があるとは思いにくいので、「エサおらん説」「満月嫌がる説」の方が有力かな・・・。
とメバルの胃の中を調べてみたら驚きました。
梅雨メバル、バチ抜けしたバチ食ってました
ストマックポンプで胃の中を調べてると、出るわ出るわクルクルバチ。
6月下旬のこの時期、この水温でまだクルクルバチは抜けているようです。
てことは、「エサおらん説」も棄却され、エサもメバルもいるけど反応してこない・・・?
次の新月の潮回り、「満月嫌がる説」を改めて検証してみたいと思います。
以上、「満月が出る前に攻めろ!梅雨メバルプラッギング実釣レポ!」でした!