チニングの人気上昇にともない、メーカー各社からチヌトップゲーム用のルアーが多くリリースされるようになりました。
チヌのトップゲームといえば、ポッパーかペンシル。
最近ではスイッシャーも注目されるようになりましたね。
今回は、メーカー各社からリリースされているチヌトップゲーム用ルアーのスペックや特徴を総まとめしてみました。
(まだまだ網羅できていない部分もありますので、随時更新していく予定です)
チヌトップウォーターゲーム用ポッパーを一覧にしてみる
ストラクチャー周りや小規模河川など、ピンスポットをじっくり探るのに向いているポッパー。
スペックや特徴を一覧にまとめてみました。(サイズ・自重の小さい順)
名称(メーカー) | サイズ | 自重 | 特徴(メーカーHPから抜粋) |
ポコポコF (テトラワークス) | 40mm | 3g | 中空マイクロポッパー |
五目ポッパー40F(ストーム) | 40mm | 3g | ロングジャークでダイビングアクション |
ザブラポッパータイニー(ジップベイツ) | 48mm | .7g | ポッピング&ドッグウォーク |
ポップクイーン50(マリア) | 50mm | 5g | 1991年発売の超ロングセラー |
BABY POPX(メガバス) | 50mm | 5.4g | スプラッシュ&ドッグウォーク |
ライズポップ50F(シマオ) | 50mm | 7g | バブルチャンバーによる直進性・安定性 |
SK-POP SALT(ジャッカル) | 53mm | 6.5g | 2段構造カップで広範囲スプラッシュ |
ポッピングダック(メガバス) | 60mm | 6.5g | ローリングスイベル搭載 |
エアラコブラ60(アイマ) | 60mm | 7g | 音・泡・飛沫のアピールカップ形状 |
シルバーポップ60(デュエル) | 60mm | 7g | フェザーフック搭載。波・風に強い |
チニングスカウター60F(ダイワ) | 60mm | 7.3g | ターンフィン搭載でドッグウォーク |
BPポッパー(タカミヤ) | 60mm | 9g | |
ガボッツ65(ブルーブルー) | 65mm | 6g | スイミングポッパー |
T.DソルトポッパーR65F(ダイワ) | 65mm | 7g | 高キャスタビリティ |
バックファイヤー(バスデイ) | 65mm | 7.5g | 小連続ポップからダイビングまで |
ライズポップ65F(シマノ) | 65mm | 9g | バブルチャンバーによる直進性・安定性 |
ザブラポッパー(ジップベイツ) | 68mm | 8.3g | 背中側テールフックによるフッキング |
R.A.POP (ジャクソン) | 70mm | 7g | 直進性のエラと立ち姿勢 |
シルバーポップ75(デュエル) | 75mm | 10g | フェザーフック搭載。波・風に強い |
チャギンスプークやラッキー13などのブラックバス用ポッパーなどもいつか含めたい・・・。
こうして一覧でみると、いくつかの特徴が挙げられます。
【チヌポッパー特徴1】メインサイズは60mm〜70mm
チヌ用ポッパーのサイズは60mm〜70mmが多いです。
チヌ用フローティングペンシルは90mm前後のラインナップが多いのと比べて、小ぶりですね。
サイズの大きさとポップ音の大きさに比例するのかもしれません。
【チヌポッパー特徴2】サイズの割に自重が大きいポッパーがある
シマノのライズポップやタカミヤのBPポッパーなど、サイズに対して自重が重いポッパーがあります。
チヌを広く探る場合、飛距離が必要になるので自重が重いポッパーが有利になります。
大場所で使用する場合は、この点を踏まえておきたいですね。
【チヌポッパー特徴3】ドッグウォークやスイミングが得意なポッパーがある
ポッパーの定番アクションはスプラッシュ。
ピシャッ・ピシャッという甘い音でチヌを誘い出すものです。
しかし、ドッグウォークやスイミングアクションが得意なポッパーもあります。
スプラッシュ以外に得意なアクションがあるルアーは、途中でパターンを変えたりして攻略の幅が広がりそうですね。
チヌトップウォーターゲーム用フローティングペンシルを一覧にしてみる
外洋やサーフなど、オープンエリアをサクサク探るのに向いているフローティングペンシル。
スペックや特徴を一覧にまとめてみました。(サイズ・自重の小さい順)
名称(メーカー名) | サイズ | 自重 | 特徴(メーカーHPから抜粋) |
フェイキードッグCB(ジップベイツ) | 50mm | 5g | CB=Crazy Beeの略。バブル・ポップも。 |
プガチョフコブラ60(アイマ) | 60mm | 6g | 小粒ながら飛距離重視 |
クロナッツ67(タックルハウス) | 67mm | 6.5g | スローテンポ |
チヌペン(スミス) | 68mm | 7.5g | テールを中心とした首振りで飛び出さない |
シュガペン70F(バスデイ) | 70mm | 4.3g | 引き波、スライド、ドッグウォーク。餌。 |
T.D.ソルトペンシル70F(ダイワ) | 70mm | 4.5g | ドッグウォーク、スプラッシュ&ポップ |
フェイキードッグDS(ジップベイツ) | 70mm | 8.2g | 移動距離の少ない軽快なドッグウォーク |
フェイキードッグDS-CW(ジップベイツ) | 70mm | 8.2g | DS性能+立ち浮き姿勢&反射板搭載 |
シルバードッグ75(デュエル) | 75mm | 7g | ダイビングドッグウォーク |
プガチョフコブラ(アイマ) | 90mm | 12g | ルアーの大半水中。180度ターン |
シルバードッグ90(デュエル) | 90mm | 13g | ダイビングドッグウォーク |
クロウ(ナダ) | 90mm | 13g | ラトル搭載 |
ザラ2(ヘドン) | 92mm | 18g | 少ない移動幅(ブラックバス用) |
シュガペン95F(バスデイ) | 95mm | 8.5g | 引き波、スライド、ドッグウォーク。餌。 |
T.D.ソルトペンシル95F(ダイワ) | 95mm | 9g | ドッグウォーク、スプラッシュ&ポップ |
ジャスティーン(エバーグリーン) | 95mm | 11g | 45度の浮き姿勢でスリーフック搭載 |
GIANT DOG-X SW(メバガス) | 97mm | 16.5g | 平打ちドッグウォーク(ブラックバス用) |
シャワーブローズショーティー(エバーグリーン) | 105mm | 16.3g | ラトル入り。フェザーフック。ポップ |
サイレントソルトスキマー(アイマ) | 110mm | 13g | 簡単ドッグウォーク。ラトルなし |
T.D.ソルトペンシル110F(ダイワ) | 110mm | 17.8g | ドッグウォーク、スプラッシュ&ポップ |
オリジナルザラスプーク(ヘドン) | 115mm | 13g | トッププラグの頂点であり原点 |
ジャスティーン115(エバーグリーン) | 115mm | 19.5g | 飛距離抜群。スリーフック搭載 |
【チヌ用フローティングペンシル特徴1】サイズは結構幅広い
サイズは70mm〜90mmが主力となっていますが、50mmクラスや110mmクラスも紹介しました。
もちろん、110mmクラス以上のフローティングペンシルも存在します。
しかし、個人的に聞いた中ではチヌを釣ったペンシルで一番大きかったのはサイレントソルトスキマー(110mm)だったので、110mmクラスまで羅列してみました。
(もし、それ以上大きいサイズのペンシルでチヌを釣ったことがある方いらしたらコメントください!)
ただ、サイズとして層が厚いのは70mm〜90mmクラス。
ポッパーよりも大きめですね。
【チヌ用フローティングペンシル特徴2】ブラックバス用ルアーを結構流用できる
チヌ専用のペンシルやシーバスをメインターゲットとしたペンシルだけでなく、ブラックバス(淡水)用のルアーで釣果を挙げている人も多く見かけます。
淡路島ではGIANT-POPXがプッシュされてますが、全国的にはシャワーブローズショーティーで狙う人も結構いるみたいですね。
一方ポッパーはあまりブラックバス用を流用する人は少ない(ワンズバグくらい?)気がするのですが、淡水用と海水用ではアクションに差が出るんでしょうね。
【チヌ用フローティングペンシル特徴3】ポッピングができるペンシルもある
フローティングペンシルの基本アクションはドッグウォーク。
動画冒頭の20秒に集約されている、ジグザグに首を振るアクション。
これが基本です。
ただ、TDソルトペンシルやシャワーブローズショーティーなど、タイプによってはフロントに小カップがついており、ポッピングアクションをつけることもできます。
ドッグウォークの間にポッピングアクションを入れたりと、攻略の幅が広がりそうですね。
(逆にサイレントソルトスキマーなんかは漢気一直線でドッグウォークオアダイのような潔さ)
【チヌ用フローティングペンシル特徴3】ラトルタイプとノンラトルタイプがある
最近ラトル入りのエギが流行っていますが、フローティングペンシルも同じようにラトル入りとノンラトルタイプがあります。
オープンエリアで広範囲にアピールしたいときはラトル入り、ある程度魚の居場所の目星がついておりじっくり食わせたいときはノンラトル、という使い分けでしょうか。
どちらかというと、エリアによる差が大きくでそうな印象はあります。
▼▼▼
色々と対チヌ用トップウォータープラグを比較してみました。
今後、ルアー選びをする際の参考にしたいと思います。(自分の←)
以上、「チヌトップゲームルアー総まとめ!ポッパーからペンシルまで」でした!
おすすめ記事セレクション!
- 【おすすめ!シーバスロッドインプレ】ダイワのLATEO(ラテオ)100ML・Qはエギング〜青物まで狙える万能ロッドだった!
- 【ロッドインプレ】ブリーデンGRF-TR “PEスペシャル”【繊細かつ豪快!】
- 【アジ・メバルに!】ダイワSU700がライトゲーム用クーラーにぴったり!
- 【おすすめフィッシュグリップインプレ】デリンジャータフ(ドレス)は万能!
- チヌトップのポイントは?ロッドからルアーアクションまで
こんばんわ、連日おいしそうな記事ばかりでうらやましい限りです。
チヌのルアー。これだけよくまとめましたねー。
初めてチヌ狙いで釣ったのがポッパーなので、去年までポッパーで出すことに拘っていましたが、昔を思い返せば鱸や青物の外道で釣れたチヌはだいたいペンシルベイトでしたよ。
去年は14g程度のペンシルベイトやフィードポッパーの100mmで結構釣りました。
フィードポッパーは120mmでも食うのですが、針が太すぎてチヌの口に刺さらないという・・・。
メーカーは自社製品について対象魚が好むアクションがどうのこうのと解説してますが、どんなタイプのルアーでも、そのルアーが持つ最も魚を寄せるアクションを体得すれば、釣れないルアーはほとんどないと思います。
>壱号さん
貴重なコメントありがとうございます^^
さすがチヌ、120mmのポッパーにもアタックしてくるんですね〜。
ルアーもそれぞれ特徴があると思いますが、それぞれ「釣れる」という結果の元に世に出ていることですし、好きなルアーを見つけてそれにこだわってみたいです。