ワークマンの防寒防水シューズ、ケベックネオを履いて釣りに行ってきたので使用感をレポします!
結論から言うと、得意なフィールドと苦手なフィールドは分かれますが、釣り用としてはかなりアリ!でした!
ワークマンの防寒防水シューズ「ケベックネオ」
こちらがワークマンの防寒防水シューズ、「ケベックネオ」です。
パッと見はノースフェイスの人気防寒防水シューズ「ヌプシブーティー」によく似ていますね。
ノースフェイスとワークマンの差は、圧倒的に値段。
ヌプシブーティーが15,000円以上するのに対しケベックネオは2,900円。一体何が起きているんだ・・・!?
安かろう悪かろうというわけではなく、品質はさすがのワークマンといった印象。
防水加工は全体に施してあり、すねの部分まで防水効果があります。
ケベックネオのソール部分はこんな感じ。
グラスファイバー配合のオリジナルソールです。
堤防はもちろん問題ないとは思いますが、テトラの上では?サーフでは?磯では?滑ったりしないのか、ガンガン履き倒した結果をインプレしていきます。
ちなみに、履くときはこんな感じ。
長靴のようにスッポリと足を入れていきます。
靴紐的存在として、足首ホールドシステムのアジャスターがあります。
このスネの部分のアジャスターでフィット感を調整していきます。
ワークマンのケベックネオ、実際に履いて釣りに行ってみた。
晴れの日、雨の日、足場の良い水辺、悪い水辺、いろいろなシチュエーションでケベックネオを履いて釣りに行ってきました。
ただの雨の日としては、最強の防寒レインブーツに。
ちょっとした水たまりなんてへっちゃらです。
防寒力、防水力、グリップ力を中心に、それぞれのシーンでの印象をまとめてみます。
◎雨の堤防
雨の降る中、堤防での使用感は全く不安感なし。
初冬の釣りでしたが、つま先が冷えてしまうこともなく最後まで快適な履き心地。
防水性能はもちろん、ソールが地面をしっかりグリップしていて安心感があります。
余談ですが、このシチュエーションでは、雨で活性が上がったメッキを爆釣しました。
◎雨のテトラポットの上
同じく初冬の釣り。テトラポットの上では流石に不安感あるのでは?と思いましたが、逆に全く不安感なし。
シューズの特徴として「足首が柔らかい」(=ブーツのように固定されていない)ので、テトラポットの上を移動する際もシューズが足首の動きに合わせて曲がり、動きやすい印象でした。
防寒・防水性能はもちろん、濡れたテトラの上でのグリップ力も確かで滑る要素はありませんでした。
◎サーフ(砂浜)の波打ち際
ケベックネオの防水性能を強く実感したのが、11月中旬のサーフ(砂浜)での使用。
波打ち際で釣りをしていると、思ったより強い波がきて「あっ、やっちゃった・・・」
と思ったら、全く問題なし!
防水性能は間違い無いですし、何より暖かいので下手な長靴よりも重宝するぞ・・・!
砂浜の移動も歩きにくさは特に感じられず。
ちなみに、パンツはイージスオーシャン着用でこちらも波で濡れても無敵状態でした。
△ゴロタ浜
非常に優秀なケベックネオでしたが、強いて言うならゴロタ浜はちょっと苦手。
ゴロタ浜のような悪路、つまり足場が安定しないフィールドでは少し歩きにくいです。
足首が固定されておらず柔らかいので、足場が安定しない場所で歩くと着地の際に「グギッ」とやってしまいがちなんですよね。
この辺りは中綿モコモコ系防寒防水シューズの宿命と思われるので、ゴロタ浜のような悪路の場合はしっかりとしたハードブーツのほうが歩きやすいです。
悪路で使用する際の個人的なおすすめ防寒防水シューズはKEENのアンカレッジブーツシリーズ。
詳しいインプレは別記事にまとめているので、興味のある方はどうぞ。
ケベックネオを選ぶときの注意点
ケベックネオを選ぶときの注意点は、サイズ感につきます。
中綿モコモコ系防寒防水シューズなので、普段の靴のサイズより一回り小さめのモデルを選ぶのがおすすめ。
普段の靴のサイズと同じサイズのモデルを選ぶと、少し大きく感じ靴の中で足が動いて歩きにくいです。
ご参考までに、2019年モデルのサイズ目安は下表のとおり。
Mサイズ | 24.5~25.0 Cm |
Lサイズ | 25.5~26.0 Cm |
LLサイズ | 26.5~27.0 Cm |
3Lサイズ | 27.5~28.0 Cm |
僕は足のサイズ27cmでLサイズを選びましたが、それでもちょっと大きめ。
ぶかぶかだと歩きにくいので、中敷きを追加して対応しています。
今回はドラッグストアで暖かそうな中敷(200円)を見つけたので使ってみたところイイ感じですが、100均の中敷でも問題なさそうです。
むしろ、中敷を入れることによりソールに厚みが増して足裏が疲れにくくなったような気もします。
結論、機能的には断然買い。
アウトドアメーカー各社の防寒防水シューズが軒並み15,000円以上する価格帯の中、2,900円で切り込んできたのがワークマンのケベックネオ。
冗談みたいな値段ですが、防寒性、防水性、グリップ力はこだわって作られています。
ただ、ワークマンの製品は基本1シーズン売り切り型で過剰な在庫は持たないスタイル。
店舗に在庫が無い場合は、オンラインショップの方が早く手に入ることもあるので合わせてチェックしてみてください。
以上、「ワークマンの防寒防水シューズ「ケベックネオ」は釣り用にぴったり!?」でした!
釣り用はもちろん、普段使いでもイケてる防寒防水シューズはどれだ?と比較した記事もあるので、興味のある方はこちらもどうぞ。
https://suzushige.net/boukan-bousui-shoes/