年が明けてのシーバスゲーム。
初冬の爆釣モードから冬の攻略ちょいムズモードへと季節は移行した・・・
と、思いきや!
初冬さながらの大爆釣を味わえたのでここに記します。
結論から言うと、9ヒット7キャッチ。
産卵に絡まないサイズのシーバスから産卵後のアフターシーバスまで飛び出した、2時間ほどのシーバスゲームでした。
できるだけサクッと、攻略の考え方を中心に書いていきますね。
まずは冬モードと仮定してレンジを入れて探る

2日前の釣行では1バイト0キャッチ。
レンジを深く入れなきゃ反応しない、渋めの冬モードでした。
水深30〜80cm程度、少し深めのレンジを探れるサイレントアサシン99Fからスタート。
しかし、全方位サーチしても反応なし。
攻め方間違ってる?
表層直下を小粒のローリング系で通して1キャッチ
月は半月、天気は曇天。
正直、フィールドは真っ暗で視力が効かない状況。
そんな中、どうも「ピチャ!」「ジュボ!」という単発のボイルが散発的に聞こえます。
ということで、表層レンジをロールアクションで通せる小型ルアーをチョイス。


アップクロスのオープンウォーターにラフに投げ、秒1回転でリトリーブ。
突如ググッ!という重みが乗り、ファイト開始!


47cmの小型な個体でした。
フッキングは、フロントフックが下顎に。


ゆったりとした反転バイトだったのでしょう。
表層ウォブルでアフターシーバスゲット!
今日のレンジは表層に反応あり!
ロール主体のフラペン85シャローで食うなら、対照的にウォブル強めのアクションはどうだ?
先ほどのヒットと同じアップクロスへキャスト。
秒1回転の速度でリトリーブしてくると、突如根掛かりのような重み。
さては、浮いているゴミ袋でも引っ掛けちゃったかな〜とラフにロッドをあおると・・・
くい〜んくい〜〜んという完食。
こいつ・・・動くぞ!
しかし、巨大なゴミ袋のような重みで全然浮いてくる気配がありません。
ロッドをあおりながら、時折生命反応を感じつつ、ヨイショヨイショと寄せてきます。


ん・・・久々のグッドサイズ。
ボディはガリガリに痩せて見えるものの、重量はイッパシの76cmでした。


お腹ペタンコ、完全に産卵を終えたアフターのシーバスですね。


産卵でゲッソリしたコンディションでこの重量なんだから、コンディションばっちりのときにこのシーバスと対峙したらと思うと・・・
めっちゃドキドキしますね。
表層ウォブンロールでさらにシーバス追加
レスポンダー109Fで多方面をサーチするも、先ほどのアフターシーバス以降の反応は得られず。
ロール系のルアーに戻そうかと思ったものの、まだ試していない「ウォブンロール系」を投入してみることに。


(血のついたルアー写真ですみません・・・)
これを、先ほどと同じくアップクロスへとラフにキャストし、秒1回転でリトリーブしてきます。
特に反応を得られず、回収しようかとピックアップに入ろうとしたそのとき!
後方から突如シーバスが猛追撃してきて、まさかの丸呑みバイトを目の当たりに!!


リアフックをバックリ丸呑みし、エラにフッキングさせてしまったシーバス54cmでした。
tklm90spはリアフックをバーブレスにしているけど、tklm90もリアフックバーブレス化を進めたほうがいいかも・・・。


スプリンターらしい、シュッとしたボディのシーバス。


表層直下を攻めるルアーって下からの食い上げ反転バイトでフロントフックフッキングがデフォルトだと思っていましたが、こんな追尾型丸呑み捕食もされるんですね。
勢いは止まらない!tklm90spで3連発&ゲストも!
時間とともにちょっと潮位が下がってきたので、気持ちレンジが入るルアーにチェンジ。


泣く子も黙る、tklm90spです。
まずは1枚!チヌから始まる連発劇!
連発したアップクロスを休ませるべく、ダウンクロスへキャスト。
秒1回転でリトリーブし、ゆる〜いトゥイッチを交えてくるとググッ!とヒット!


ちょっと珍しいゲスト、チヌでした。
体高がガッチガチでちょっと引きました。


手のひらより優にデカイ・・・。
チヌがいるならシーバスもね!もう1本追加!
経験的に、チヌがいるエリアにはシーバスもいる・・・。
そう感じて、先ほどのチヌと全く同じコースへキャスト。
同じく秒1回転のスローリトリーブ、あえてトゥイッチを封印して巻いてくるとグッ!と重くなる。


クールビューティーな48cm,リアフックが口の中にフッキングしていましたがバーブレスだったのですぐに外れました。
レンジを下げて反応なく、tklm90spでちょっとレンジ上げると・・・
tklm90spで連発したので、もうちょっとレンジを探るべくサイレントアサシン99Fに戻して全方位サーチ。
しかし、シーバスからのコンタクトはなし。
あれ?今日は結構ストック多そうなんだけどな〜とtklm90spに戻します。
アップクロスの護岸側にキャストし、着水後マグネット位置を戻すべく連続トゥイッチを入れるとゴゴン!ゴゴン!というバイト!


キャッチしたのは、55cmのシーバス。
フッキングはフロントフックをバックリ。


完全な急浮上型反転バイトでしたね。
tklm90sp祭り!さらに59cmシーバスを追加!
tklm90sp、完全にレンジとアクションがマッチしてるな〜
なんて思いながらダウンクロスへキャスト。
オープンウォーターのカケアガリの上を秒1回転でリトリーブしてくると、ぐ〜〜〜んとロッドに重みが乗る!


59cm,ちょっとまともなサイズのシーバスでした。


フッキングはリアフックが下顎の外側・・・いわゆる喉元へ。
ミスバイトでも獲る、そんな気概が感じられる名作ルアーです。
仕上げはしっかりレンジを入れて。追加シーバス1本キャッチ!
そうこうしているうちにどんどんと潮位は下がり、ちょっとレンジを入れたほうが反応してくれそうなシチュエーションへと変化。
ふたたびサイレントアサシン99Fをダウンクロスのオープンウォーターに投入し、秒1回転で巻いてくるとカン!というアタリ。
潮位の変化によってレンジが変わったようですが、うまく乗せられず。
フォローでもうちょっと深めのレンジが入るマリブ78で全方位探るも反応なし。
そこで、サイレントアサシン99Fと似たレンジを潜行できるアピール強めのウォブル系ルアーにチェンジ。
ファーストキャスト、下流に着水させのオープンウォーターのカケアガリに沿って秒1回転リトリーブで答えは1発!


53cmのシーバス、リアフックにフッキングしていました。
答えは魚に聞け、といいますが、マッチしていれば1発で食ってきますね。
サスケSF-95は動きがヤンチャなサイレントアサシン99Fのような感覚で使えるので好きです。
ちょっと潜らせたいときにちょうどいいんですよね。
この後さらに潮位が下がり、さらにレンジを入れるべくジグザグベイトやアベンジャー90、tklm90swなど投げ倒すも反応がなくなったので納竿としました。
<div class=”concept-box6″><p>
・第二次産卵タイミングと思われた1月初旬の大潮の後でも、シーバスのストックは多かった
・ただし全体的にサイズは伸び悩んだ
・寒波到来後はレンジが下がったと思われたが、意外や初冬同様に表層が好反応
・アタリは初冬と比べて重め/鈍めに出ることが多かった
・一方でファイトはまだまだエラ洗いで抵抗する個体も
・産卵後のアフター個体と40cm後半〜50cm前半の個体が多かった。60cmクラスの個体は産卵に出ておりまだ戻ってきていない?
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寒波到来前の初冬モードのシーバスゲームとの共通点や相違点・・・
いろいろな違いを感じられる、興味深い釣行でした。
以上、「シーバス爆釣劇のチケット再び!レンジ合わせて連発!アフターシーバスも帰ってきた!」でした!





