ジャッカルからリリースされているトップウォータープラグ、ライザーベイト004のインプレです!
TwitterやInstagramにちょこちょこ釣果をポストしていましたが、よく飛ぶ・よく動く・よく食わせるでライトゲームで活躍しました!
ライザーベイト004(ジャッカル)の基本スペック
サイズは40mm、ウェイトは5.6g、フックは#12が換装されています。
ジャンルはトップウォータープラグですが、特性はシンキング。
ルアー自体に浮力はなく、巻かなければ沈みます。一方で、巻けばライザーリップが水を掴んで急浮上する設計です。
ライザーベイト004の特徴
ターゲット
ターゲットはセイゴを中心に、キビレ、メッキ、サバ、カマス、ダツ、ショゴなど…。
メーカーはアジ・メバル用として売り出していますが、水面のベイトに果敢にアタックするフィッシュイーター全般を狂わせます。
アクション
ただ巻きで水面をオートマチックにドッグウォークします。
フローティングタイプのペンシルベイトのような、竿先でマニュアル操作するドッグウォークは必要ありません。
ただ巻きで水面をオートマチックにドッグウォークします。(2回目)
ある意味、投げて巻くだけなので初心者フレンドリーですね。
ピッチは短く、震えるようにお尻を振るアクションです。
巻きスピードは1秒にリール1回転が適性な印象です。
それより早すぎると水面を割り、遅すぎると(特に流れが緩い場合は)沈みます。
飛距離
飛距離は申し分なし!
リップの形状が良いのか、抵抗にもならずにかっ飛びます。
0.8gのPEラインにアジングロッドで適当に投げて35m程度。
きちんと投げれば、もっと飛距離は出そうです。
適性フィールド
小型のトップウォータープラグということで、得意なフィールドはやっぱり「遠浅のシャロー」。
フィッシュイーターが浅瀬にベイトを追い込んでいたり、水面を意識している場合に特に有効です。
ただ、のっぺりとしたシャローよりも、地形変化を意識してキャストすることが一番重要です。
カケ上がりやブレイク周りは、フィッシュイーターの捕食場所として好スポット。そのような場所に「逃げ惑う小魚を入り込んできた」シーンを演出することで、バイト数が増加します。(逆に、よっぽど活性が高くない限りは、地形変化がないフィールドでバイトに至ることは稀です)
使い方/食わせ方
使い方は簡単。寄せて、追わせて、食わせる。この三段活用です。
寄せ方
まず寄せ方…着水後、強めにリーリングしたり竿先を煽ってパチャパチャと水面を逃げ惑う小魚を演出します。
追わせ方
次に追わせ方…これは簡単。ただ巻きで水面をドッグウォークさせるだけ。小刻みにお尻を振り、波紋を出しながら泳ぎます。
この時、流れがある場合は、流れに逆らって泳がせた方がバイトが出る確率が上がります。
ささやかな経験則からの推測ですが、どうも「流れに逆らって泳ぐルアー=食いやすいベイト」と認識されるようです。
とにかく、バイトを出したいならダウンクロス。
食わせ方
最後に食わせ方…突如、水面をパシャッと割ってフィッシュイーターが襲いかかります。
この時、上手くフッキングが決まればそれで良し。おめでとうございます。
もし、ミスバイトだった場合はリーリングを止めて少しライザーベイト004を沈めてみましょう。そして、竿先を下げたまま連続トゥイッチさせて水中でパニックアクション。
このマニュアルな操作を加えることで、追い食いする確率が上がります。
このキビレも、少し沈めてからの水中パニックアクションで食ってきました。
ルアー交換の目安
トップウォータープラグ全般に言えることですが、活性が高い場合はフロントフックへのバイトが多くなります。
一方で、スレてきたり活性が低かったりするとリアフックへのバイトが多くなります。
バイトがあるけど乗らないときや、リアフックへのバイトが多発する場合は、カラーチェンジやルアーチェンジを試みると、深いバイトが出るかもしれません。
個人的には、トップに上手く出ない場合は、水面直下にプラグを入れてトゥイッチさせると深いバイトが得られることが多いような気がします。
ライザーベイト004はこんな人にオススメ
- 手っ取り早く広範囲を探り、活性が高い魚をテンポ良く探したい
- トップウォーターゲーム初心者で、ドッグウォークアクションに自信がない
- とにかく、何かしら釣りたい
初心者〜上級者を問わず操作しやすく、また魚からの反応も良い優等生プラグです。