冬です。
一般的にはアオリイカのオフシーズンとなる季節・・・。
が、しかし!アオリイカを激釣してきました!
今回はエギングレポートです。
ポイント選びをしっかり考えていたので、結果 好釣果となりました。
作戦で勝敗が決まる!真冬のアオリイカエギングはポイント選びから
アオリイカは冬の水温低下にともない、適水温を求めて回遊します。
よって「どこでも釣れる」というわけではありません。
しかし、回遊のキーとなる熱塩フロントにハマれば爆釣!も夢ではありません。
(※熱塩フロントについては過去記事「【イカを知り己を知れば】「アオリイカの秘密にせまる」が名著すぎる」に詳しいので、興味がある方はチェックしてみてください。熱塩フロントでググッてもアオリイカと絡みのあるサイトはなかなかヒットしません)
熱塩フロントを読み解けば、「この海域はきっとアオリイカの調子がいいはず」とアタリをつけることができます。
今回は徳島県を釣行エリアを選定しました。
ファーストキャストでグッドサイズのアオリイカヒット!
昼下がり、初場所の漁港に到着。
まずは潮通しのよい船道をチェック。
第一投目、着底後に激しく4段シャクリ。
フォールさせボトムをとり、シャクるとズン!
根がかりじゃない。
ぐい〜〜んぐい〜〜んぐぐぐい〜〜〜〜ん。
これこれ。この引き味。アオリイカです。
500gちょっとの食べごろサイズ。
エギ王Kの4号サイズにヒットしました。
その後、色々探るも気配がないので場所移動。
「近隣の港でもアオリイカの調子は良いだろう」というアタリがついているので、自信を持って躊躇なくランガンです。
この判断は大成功でした。
やっぱり船道が狙い目?ミニアオリイカから得たヒント
2場所目の漁港へ到着。
まずは港内の船道を探ります。
エギをフルキャストし、ボトム着底後に4段シャクリ。
10秒フォール、3段シャクリ、10秒フォール、3段シャクリ・・・。
ヌンッ!と重くなった感触。
フッキングし、ゴリ巻きで巻いてくると全然抵抗がない。
上がってきたのは、200g程度のチビアオリイカでした。
エギはサイズダウンして3号。
しっかり抱きついていました。
さて、港内で続けてもサイズアップは見込めなさそうだ(直感)。
ということで、外洋に面した外堤防へ移動してみます。
日も暮れかけてきたので、夕マズメに外洋⇆港内を出入りするアオリイカを狙い撃つ作戦です。
エギング1人勝ち。アオリイカが面白いように釣れる
外堤防には泳がせ釣り(アオリイカ狙い)の方がずらりといましたが、幸いなことに堤防先端は空いています。
堤防先端付近は漁船の出入りが多いため、アジを泳がせる泳がせ釣りでは漁船のスクリューにラインが絡まってしまうなどトラブルが多いのでしょう。
エギングであれば、漁船の出入りに応じてキャスト距離をを変えることができるので問題ありません。
海面を覗くと、足元には捨て石(堤防の基礎石)が入っており、沖になるにつれてなだらかに深くなっております。
船道だけでなく、捨て石周りも好ポイントになりそうです。
今回は次の3パターンで攻めたら1人立て続けにヒットしました。
パターン1:船道でエギをガンガンシャクってアオリイカにハイアピール
手返しが良いので一番手っ取り早く結果が出るパターンです。
船道に向かってエギをフルキャストし、まずはボトムに着底させます。
そこから4〜5回シャクリ倒して10秒フォール。
フォール中はエギを潮に乗せてドリフトさせます。
10秒後、今度は控えめに3回シャクってまた10秒フォール・・・。
また4〜5回激しくシャクって・・・を繰り返していると、ズンッ!
エギングはキャストしてからエギが手元に戻るため時間がかかりますが、この方法は手返し良く攻められるから好きです。
パターン2:船道でエギをチョンチョントゥイッチさせてアオリイカを焦らす
パターン1で反応がなければ、逆の発想。地味に攻めます。
エギの着底後、チョンチョンと竿先をトゥイッチさせる程度に3回動かし、15秒ステイ。
15秒後、またチョンチョンと竿先を1〜2回動かしまた15秒ステイ。
また3回チョンチョンと動かし・・・と、なかなか時間がかかる釣り方です。
でも、シャクリに反応が悪いアオリイカには効果抜群!
結構沖で抱いたので、おそらく船道の深いところにいた個体でしょう。
この個体はちょっと抱きが甘かったですね。
パターン3:捨て石周りでエギをチョンチョントゥイッチさせてアオリイカを焦らす
パターン1、2である程度直線方向を攻めたら、今度は水平方向を攻めます。
堤防の足元にある捨て石周りに、エギをアンダーキャスト。
捨て石と砂地の境目付近をチョンチョン攻めます。
パターン2と違うのは、3回トゥイッチを5ローテションほどして反応がなかったら場所チェンジを行う点です。
パターン1・2が「線の釣り」としたら、パターン3は「点の釣り」です。
といっても、展示を描くように細かく探っていきます。
すると、ヒット。
意外と足元にもいいサイズが潜んでいたりするんですよね。
パターン1〜3だけでも十分楽しめるんですが、1〜3をやり終わったらエギのカラーを変えるとまた楽しめます。
ヒットエギは1種類!エギのテープカラーを考える。
今回は全て赤テープ(エギ王K4号のマジカルコノシロ)でヒットしました。
夜光カラーも投げてカラー比較してみましたが、こちらは面白いほど全く反応なし。
当日は月夜だったので、夜光テープのようなぼんやりしたカラーではなく、赤テープのようにシルエットが濃く出るカラーが良かったんでしょうね。
真冬でもアオリイカは釣れる。そう、ポイントを間違わなければね
今回は、夏に買った「アオリイカの秘密をせまる〜研究期間25年、観察した数3万杯〜」を読んでに釣行エリアを選定しました。
熱塩フロントのイメージが湧けば、次にアオリイカが集まる海域はどこか?が予想できるのでおすすめです。
ちなみに、2週間で160km移動したアオリイカがいるという記録もあります。すごい遊泳力ですね・・・。
本釣行はいわゆる秋のシーズンが終わった後、大回遊するアオリイカを狙い打ったものでしたが納得いくヒットが出せて満足です。
「今シーズンのアオリイカはこれでもう終わり」と思っていましたが、もうワンチャンいっちゃう・・・!?
以上、「リールドラグは鳴り止まないっ!真冬のアオリイカ激釣エギングレポート!」でした!
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