シーバス連発劇場!
シーバスが苦手な自分の釣り人生には無縁だと思っていても、ある日ふいに「チケット」を授かるときがある・・・。
そのチケットは往々にして「タイミング」です。
今回、このタイミングで2時間に50cm~72cmのシーバスを5本上げ、ルアーによるアタリの出方の違いなどを体感することができたのでここに記します。
タイミング、そして場所
水門解放で大放水(このあとめちゃくちゃシーバス釣った) pic.twitter.com/JhfQEzkEjl
— スズキシゲハル@淡路島ライフ (@szksghl) 2018年12月17日
時期は12月中旬、場所は河川、タイミングは水門開放。
上のツイートに動画をアップしてますが、なかなかの濁流です。
なんとな~く、この濁流を眺めており、これにドリフトさせたら食うかな?と。
I字系と称されるオネスティを流してみるも、反応なし。
こんな濁流じゃ釣れるもんも釣れんだろうし帰ろうかな~と思ってみたものの、ちょっと気になったので観察してみることに。
水門が閉じ、濁流がおさまり、一見平穏になったかの河川。
耳をすませていると、パシャッという変な音が。
ん~~?ボイル音じゃないんだけど、、、生体反応、アリ?
仮説は確信に変わる、まずは根掛かり系バイト
ほんの遊び心で、これで釣れたら面白いだろうな~とチョイスしたルアーはビッグベイト。
心なしか護岸際でボイル音がした気がするので、護岸際にキャストしスローリトリーブ。
突如ヌッと重くなり、うげっ根掛かりかよ~ビッグベイトは高いのにッ!と思った瞬間。
「この根・・・動くぞ・・・!?」
そこから心臓バクバクでファイト開始、這う這うの体でキャッチしたシーバスは72㎝。
ハーモニカ食いのようなスタイルでルアーのリアフックが唇にフッキングしていました。
ヒットルアーはジョイクロ148F。自重33gですが、荷重20gまでのロッドでも(自己責任の範囲内で)十分に扱うことができました。
続いてひったくるような反転バイト
ビッグベイトに続いてローテしたルアーは、水面直下型のサブサーフェスミノー。
先ほどと同じコース、護岸際をトレースをするとガツン!というひったくるようなアタリ。
サイズは50㎝といったところか、スポーティなボディラインでした。
フッキングはフロントフックが口の横に。フロントフックだけバーブありにフックチェンジしておいてよかった・・・!
この食い方は日中のリアクションの釣りでのフッキングによく似ています。
ビッグベイトから9㎝のリップレスミノーに変えると、スポーティな個体も掛かりやすくなるのかな?
そして、またも根掛かり系バイトからのキャッチ
ルアーは変えず、トレースコースをチェンジ。
一通り攻めた護岸際ではなく、オープンウォーターのカケアガリをチェック。
秒1回転のスローリトリーブの途中でヌッと重くなり、直後にゴゴン!という首振り。
先ほどのシーバスと比べたら若干サイズアップの61㎝。
フッキング位置は先ほどのシーバスと類似。
ルアーはTKLM90SP。フロントフックが口の端にフッキング。
デイゲームのリアクションで多用していましたが、やっぱりナイトゲームでも抜群に効きますね。
関連:初心者でもシーバスが釣れる!名作TKLM90シリーズをインプレ!
ウォブリングが強いミノーへのバイトはとにかく派手
続いてはちょっと毛色を変えて、ロールよりもウォブリングが激しい表層直下型ミノーにルアーチェンジ。
オープンエリアにキャストし、秒1回転の速度で巻いてくると突然水柱がバシャッ!!
派手なバイトに続き、バシャバシャバシャッッッ!!!と激しいファイトで寄せてきた70㎝。
明らかに食いに来てたものの、食いきれずスレ掛かりでした。
ルアーはレスポンダー109F。フロントフックはエラ周りへ、リアフックは胸ビレの裏側へ。
バタつきやすいので秒1回転が適正リトリーブスピードかな?とも思いましたが、もっと落としてもいいかもですね。
その後はバラシ2連発、からの・・・!
何を投げても魚が反応する日というのはなかなかないもので。
手持ちの(日の目を見なかった)あらゆるシーバスルアーを投げ倒してみることに。
ということで、フラペン85シャローで護岸際をリトリーブ。
これは強い反転バイトによりストラクチャにラインを擦られ、あっけなくラインブレイク。
続いてはサイレントアサシン99F。
オープンエリアのカケアガリを秒1回転のリトリーブで良いファイトをする個体を掛けたものの、足元でフックアウト。
立ち位置に対して沖に走られてしまったため、首を振られたときに外れてしまったか。
その後、ガルバ73Sやゴリアテ99Fで探るも反応を得られず。
レンジを入れると再びアタリ。コンコンというバイトから
ちょっと魚が沈んだかな?と再びレンジの入るルアー、サイレントアサシン99Fで。
ダウンクロスのオープンなカケアガリにキャストし、秒1回転のリトリーブでコンコンという微妙なバイトの後に強烈なハシリ!
キャッチしたのは61cmのシーバスでした。
サイレントアサシン99Fのフッキングは、フロントフックが唇に。
レンジを入れたら追いかける系のついばみバイトが増えるのかな?
淡路島の冬シーバスを満喫!ルアーやサイズによるバイトのポイントは?
約2時間のゲームで7ヒット5キャッチと上々の内容。
ヌッと重くなるバイトはビッグベイトや60㎝アップ以上に多く、ガツン!という反転型のバイトはサブサーフェス系の9cmミノーやウォブリングの強い10cmミノーに多く出ました。
また、レンジを入れると9cmミノーでもコンコンというバイトを得られ、これは反転型や浮上型バイトではなく追尾系のバイトだったと推測されます。
ある程度釣って見えることもあるし、ある程度バラして見えることもある、有意義な釣行でした。
シーバスのバラシについてもある程度パターン化されてきたので、今度またまとめてみようと思います。
以上、「淡路島で冬シーバス爆釣釣行記!シーバス連発劇場のチケットここにあり!」でした!
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