【2024年最速】ワークマンのイナレムプレミアムレインジャケットをレビュー！(PR)

ワークマンの2024春夏新商品、イナレムプレミアムレインジャケットを提供いただいたので、世界最速でレビューしたいと思います！

ちょっと正直に書きすぎた感もありますが、ワークマンさんは良いところも悪いところもひっくるめてアンバサダーの皆さんに発信してほしいと言っていた（気がする）ので、勢いで公開しちゃいます！

ワークマンのINAREMU PREMIUM レインジャケット FISHING ブラウン

こちらがワークマンの2024年春夏新商品、イナレムプレミアムレインジャケットのFISHING ブラウンモデルです。防水・透湿性はそのままに、収納力と拡張性が大幅にアップしました。

イナレムプレミアムレインジャケット FISHINGブラウンのスペック

イナレムプレミアムシリーズは抜群の透湿性能を誇るレインウェア。

耐水圧と透湿度のスペックはそれぞれ次のとおりです。

耐水圧10,000mm

耐水圧は10,000mm。いわゆる、「大雨にも耐えられる」スペックです。

20,000mmまでいくと「嵐にも耐えられる」スペックとなり命を守る登山ウェアの規格と同等になりますが、10,000mmは趣味での使用には十分なスペックですね。

透湿度45,000g/㎡/24h

透湿度はあの高機能素材であるゴアテックスと同等レベルという驚き。これが価格4,900円で手に入るっていうんだから、やっぱりワークマンは庶民の味方だぜ…。

ちなみに、「透湿度45,000g/㎡/24h」だと1時間に1.8リットルの水蒸気を排出できるスペックであるようです。

この辺りの考え方って素人ではよくわからないので、今度ワークマンの人に伺えたら伺ってみようと思います。間違ってたらゴメン（迫真）。

なお、一説によると「人間は激しい運動を１時間行うと１リットル程度の汗をかく」ようで、１時間に1.8リットルの水蒸気を排出できるのであれば必要十分な気もしますね。

価格4,900円

ゴアテックスと同等の透湿度なのに、この価格はやっぱりスゴイ。

イナレムプレミアムレインジャケット FISHINGブラウンの特徴

結構変わり種でギミックが効いていてワクワクするウェアです。

身頃（前面）４ヶ所のマルチポケット

一番のポイントは、身頃（前面）４ヶ所に搭載されたマルチポケット。フィッシングベストのように小物を収納したり、プライヤーやカウンターをぶら下げたりと使い勝手が良さそうです。

このマルチポケットは取り外し可能で、取り外してしまうとあら不思議。ごくごく普通のレインジャケットに様変わりするんですね。

このマルチポケットは、上面ファスナーと側面ボタンで脱着が可能になっています。

マルチポケットを取り外すと、左右のダブルスライダー手差しポケット（大容量！）が身頃（前面）のメイン収納になります。

で、これ面白いな〜と思ったのが、このマルチポケットは取り外さずにダブルスライダー手差しポケットに収納できちゃうんですね。

↑こんな感じでスルスルと入れると、この通り↓

↑写真ではわかりにくいですが、マルチポケットを左右のスライダー手差しポケットに収納した感じです。

商品開発の意見出しオンライン会議では、開発担当者さんがこのマルチポケットを出したり閉まったりするところを見せてくれたんですが、まるで手品を見ているような衝撃を受けました。

この辺りはどこぞの動画配信者さんがそのうちアップしてくれると思うので、いい動画見つけたらリンクでも貼ろうと思います。

背面のギミック３点

背面にもちょっとしたギミックが満載で面白いんですよ。首元〜腰にかけて順にご紹介します。

インフード機能

まず、フードが仕舞えます。仕舞う前はこんな感じです↓

で、仕舞ったらこう↓

え、仕舞う機能は必要なのかって？…少なくとも僕はどっちでもいいです（爆）。

待望の背面Dカン

それよりも！！！僕が！！！声を大にして伝えたいのは！！！！これなんですよ！！！！！！！

背面のDカン。この位置のDカン。そう、釣りをする人ならすぐにピンときますよね。そう、ランディングネットを背中に背負えるようになるんです！

いやー、おそらくイナレムシリーズで背面Dカンを搭載したモデルは今回初なんじゃないでしょうか。違うかな。よくわからないけど、個人的には多分初なんだと思います。

そもそもランディングネットは魚のヌメリなどで汚れやすいギア。それをそのまま背負うと背中にヌメリやニオイが付きそうで嫌だな〜と常々思っていたのですが…。

イナレムはレインウェアなので、ランディングネットからの汚れもすぐに落とせるんじゃないかな？と期待しています。軽く拭くだけで落ちそう。今度やってみます。

背面腰元の大型ポケット

これも何気にあると便利なんだよな〜と嬉しいギミック、背面腰元の大型ポケット。フィッシングシーンだけでなく、サイクリングシーンでもこんなギミック搭載のウェアがありますよね。

公式では500mlペットボトル6本入るとありますが、自分で詰めてみた感じだと個人的には4本くらいがマックスなのでは…という印象です。

ココにおにぎりやペットボトル、携行食などを忍ばせれば昼またぎの長時間移動も機動的に動けそうですね。

内側は安定のメッシュ生地

内側は安定のメッシュ生地。これがね。本当にもう素晴らしいわけで。ムレないんですよ。

最近は渓流釣りで使用するシーンが多いですが、移動距離の長い遡行でも全然ムレないんですよね。真夏を除いた渓流シーズンは9割9分イナレムでイケると思っています。

渓流オフの冬季シーズンは釣り用最強防寒着のイージスが活躍するので、正直真夏以外はワークマンのウェアで快適に過ごさせてもらってます（はぁと）。

いや、冗談抜きにワークマンは趣味シーンのインフラ的な役割を担っている気がしてきた…。

強いて残念な点を挙げるなら

と、まあワークマン大好きっ子の僕ですが、愛がある故に強いて残念な点を挙げるとするならば次の２点です。

ペリペリとしたアジャスター型の袖口

これ。ペリペリとしたアジャスター型の袖口。僕、これ嫌いですねん。何が嫌かって、釣り糸がここに干渉するんよ。ここに干渉した釣り糸をほどく手間が、本当にストレス。

この仕様の見直しはイージスの頃からずーーーーーーーーーーーーっとワークマンさんにお願いしているというか、ことあるごとにコメントしているんですが、おそらく他のユーザーさんから熱望されている機能なのか、予算的に間に合わないのか、受け入れてもらえる気配はほぼほぼナッシングですね。

なにぶん商売なので、最大公約数を狙った商品展開というか、あまりにニッチな方向に振りすぎないことの大切さというのも重々承知しているんですが…。そもそも釣りマーケットがニッチなうえに、僕のコダワリが変な方向に行っているというか、釣り人として少数派なのかもしれません。

そもそもこのアジャスターに釣り糸が絡むのは下手だからなのか…？いや、でも釣り場では結構頻繁に突風が吹くし、不意に絡んだりすることはままあるよな…など自問自答の日々です。

で、正直この辺は無印良品の撥水パーカーとかの方が、袖口がキュッとすぼんでいるだけなので、釣り糸が干渉せずストレスフリーで優れていると思っています（爆）。イナレムプレミアムレインジャケット（FISHINGブラウン）も今回ハーフシャーリングが採用されていますが、フルシャーリングでアジャスターなしのモデルが出ないかな〜と妄想は続きます。

あんまり言いすぎて売れない製品が出来ちゃっても忍びないのでこの辺りで自重…と思いつつ、右手に偏愛、左手に熱狂を抱えて健全に人生を楽しみたいと思っています。なんのこっちゃ。