30日間鬼のように投げ倒したルアー、メガバスの「ゾンク120」をインプレします!
メガバス「ゾンク」ってどんなルアー?
パッケージやメーカーのホームページに明記されていないため誤解を招きやすいですが、シンキングミノーです。
アイマのサスケなんかと比べられて、フローティングと誤認されがちです。
僕も、買った当初はフローティングだと思ってました(爆)。
重さは公式サイトでは20gとなっていますが、ルアーの背中には21gと明記されています。
ミノーにしては重めのタイプ、ということで、非常に飛距離は伸びます。
特に、風がなければ飛行姿勢は安定してスーンと飛んでいきます。
ミノーの宿命か、どうしても風に煽られるとブレてしまって飛距離は伸びにくいですが・・・。
もともとは遠州灘(静岡県は浜名湖周辺)のサーフを想定して開発されたルアーということで、風のあるサーフでもより遠くに飛ばす、がコンセプトになっています。
特徴としては、背中に潮流を受け流す穴があいています。
この穴で、しっかり潮流を掴んでアクションを起こします。
淡路島でも、サラシが効いた場所(春の南風や初冬の北西風によるテトラのサラシ)で他のルアーではヨタッてしまうエリアでも活躍してくれます。
ゾンクが泳ぐレンジは?
もともとはドン深サーフ用シンキングミノーということで、海面下2~3mくらいをよく泳いでくれます。
ヒラメ用ルアーとしても、アイマのサスケとならぶ名ルアーですね。
しかし、竿先を立てて超高速リトリーブをしても非常に良いアクションをしてくれます。
ゾンクのアクションは?
基本的には潮流をしっかり受けたローリングアクションです。
かなり強くフラッシングするので、集魚力もめちゃくちゃ高い。
寄せる力、あります。
青物狙いのときに有効なのが、超高速リトリーブによるハイピッチローリング。
キラキラキラッと泳いで、イワシそのものです。
また、超高速リトリーブをかますことによって、アクションが非常に不安定になります。
急上昇したり、急降下したり、急に左右に方向転換したりと、パニックを起こしたイワシそのもの。
海面を見ていたら「お!?青物がイワシを追っている!?」というような動きがあるものの、「自分でゾンクを早巻きしていただけ」ということがよくありました。
カラーはブルピンなどが人気がありますが、個人的にはシルバー面積が大きいタイプのほうが、フラッシング力が高まるのでヒット率が上がる気がしています。
どんなときに使いたい?
初夏から夏にかけて、小型イワシを追うシーバスや青物には効果的です。
特に、表層にベイトは群れているのに、表層ではなかなか反応が出ないときなど。
逆に、イワシが成長した秋などは140サイズの大型ミノーが効果的になります。
また、急深サーフでもしっかり潜りしっかり泳ぐので、ヒラメ狙いの時にもイケます。
変わったところでは、小型の夏タチウオが湧く中で「大型のF4(指4本)クラスのタチウオ」を狙って釣ることもできました。
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とにかく、淡路島でかなり人気を誇るご当地ルアーです。
飛距離が稼げて、ハイアピール。
手返しよく広いエリアを探り、やる気のある魚を探すランガンスタイルにぴったりです。
以上、「【インプレ】ゾンク120(メガバス)【シーバス・青物・ヒラメ】」でした!