チヌのトップゲーム。
今年はこだわったわりになかなか結果が出ず、ようやく1枚乗せられました。
トップに出るチヌは大型が多いのが魅力ですね。
時間帯は昼間、潮が下がるタイミング
今回はデイゲーム。
潮が引いたタイミングを見計らって、潮位が低いエリアにエントリー。
大潮の干潮だったので、潮位はだいたい30〜40cmほどです。
チヌトップのポイント選定は風向きがミソ?
まず初めにエントリーしたシャローは、風の影響を受けまくり。
海面がさざなみ立ち、トップで狙うイメージがしにくい状況。
ただ、過去直近で何度かチヌのバイトを得ているポイントなので、魚がいないわけではないはず。
(ちなみに、バイトは得られたもののポッパーがぶっ飛ばされたりラインブレイクしたりで、結局ランディングに持ち込めていません)
しかし、風表となりアマモが多く漂ってルアーに引っかかり、釣りになりません。
早々に別のポイントへ移動します。
風裏へ移動すると無限バイトが発生!
似たような潮位のエリアを選定し、風を背に受けるポイントへエントリー。
小場所なので、ルアーをある程度ローテします。
まずはポッパーでサーチ。
・・・反応なし。
続いて、90mmのペンシルを投入。
ドッグウォークで広く探ると・・・、バシュッ!
出た!
派手な水飛沫がルアーを襲います。
しかし、フッキングには至りません。
ヤル気のある魚はいる。
しかし、食いきれない。
もっとスローに攻めた方が食いやすいかな?と思い60mmクラスのペンシルに変更。
ドッグウォークで同じコースを攻めると・・・反応なし。
あれ?おかしいな?と思い先ほどの90mmのペンシルにもどすと・・・、バシュッ!
出た!
ネチネチと探ると、何度も激しい水飛沫でアタックしてきます。
しかし、なかなか乗りません。
4度目のアタックで、竿先にうまく重みが乗りました。
よっしゃ、乗った!と合わせると、プツン・・・。
まさかのラインブレイクで終わりました。
ちゃんちゃん。
圧 倒 的 脱 力 感 で す 。
サイズ90mm以上のルアーにしか反応しない!?
心が折れかけながら、ルアーチェンジ。
バイトがうまく乗らない(ルアーが弾かれている)ので、水抵抗の強い70mmクラスのペンシルにチェンジ。
同じコースをドッグウォークでトレースするも、反応なし。
うーん、もう場荒れしちゃったから無理かな?
と、思いつつ、ルアーを別の90mmクラスのペンシルにチェンジ。
同じコースをドッグウォークでトレースすると、バシュッ!
激しい水飛沫が再びルアーを襲いました。
で、出た!
さっきフッキングした個体と同じか別かはわからないけど、とにかくヤル気のある個体が目の前にいる!ということで一気にヒートアップ!
やはりなかなかフッキングせず、断続的なポーズを入れつつドッグウォークさせると再びバシュッ!という水飛沫。
ロッドにググーッという強い重みを感じてから、追いアワセを決めてファイト開始。
強烈なトルクのある引きを感じながら、コシの強いメバリングロッドで対応。
上がってきたのは、41cmのチヌでした。
トップに出るチヌは大型が多いのが魅力ですね。
フロントフックが下顎にフッキング。
下から突き上げてきて反転バイトした掛かり方です。
うまく竿が曲がり、スムーズに寄せてこれました。
ヒットには持ち込めませんでしたが、その後も110mmクラスのペンシルを投げてバシュッ!という水飛沫バイトが続きました。
90mm以上のルアーサイズに好反応だったことを考えると、捕食物としてではなくテリトリーへの侵入者に対する威嚇としてバイトしてきたのかもしれませんね。
本日のタックル
●ロッド:GRF-TR85PEspecial Houri-Island(ブリーデン)
●リール:ナスキー C2000S(シマノ)
●ルアー:フェイキードッグ(ジップベイツ)
今回はフェイキードッグでキャッチしましたが、ジャスティーンにも好反応でした。
(バラしてしまいましたが)
フェイキードッグ、ジャスティーンを襲ってくるくらいですから、おそらくクロウあたりにも反応したはずです。
ルアーサイズを落とすと反応しなくなる、という面白いゲームでした。
以上、「淡路島deチヌトップゲーム!大型ルアーに好反応!?」でした!
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こんばんわ。
何度もしつこく追ってくる状況、そういうのを引き当てるのがさすがですね。
私は1回の釣りで1回チェイスがあるかどうかの状況ばかりなので、一度経験してみたいものです。
いろんなルアー試せますしね。
西浦、東浦でルアーの傾向はやや異なるように思いますが、ルアーのサイズはある程度チヌは選んでいるように感じます。
私の場合は、90mmが小さくて、100~120mmのペンシルベイトに最も反応が良いと感じます。
全国的に50~70mmのポッパーが最適だとされているので、どうしてもチヌには小型ルアー、という偏ったyイメージが浸透しているのも影響していると思います。
私の記録では、青物用の140mmの大型ペンシルベイトでチヌを釣ったことがありますが、管理人さんのおっしゃるように威嚇目的だとしたら、ルアーは大きい方が有利なのかもしれません。
>壱号さん
こんばんは!
同じ個体が何度も追ってくるのか、ヤル気のある個体が何尾もいたのかわかりませんが、「チヌの釣り堀」のような状況でした。
その中で1尾しか釣れなかったのは情けないですが・・・仰る通り、ルアーローテで反応を比べられたのは貴重な機会でした。
140mmペンシルでの釣果も気になります。
100mm以上のペンシルはあまり投げたことがなかったですが、登板機会を増やしてみようかと思います。
また、ブログ12周年(!)、おめでとうございます。
ただただ、脱帽です。
3年ほど前から拝見させていただいていますが、釣りに対する姿勢や魚にアプローチするための考え方等々、読み応えがあり面白く読ませてもらってます。
若輩者ではありますが、陰ながら応援しています。
(なぜかナチュラムの貴ブログにコメントしようとすると、「使用禁止単語あり」エラーで書けなかったので、手前のコメント欄で失礼します)
こんばんわ、すいません。思い切り禁止ワード入ってますね。基本的に誉め言葉は引っかかるようになっています。あまり、そういう褒め合うコミュニケーションが当時好きではなかったので・・・。まあ、そういうのって今の時代SNSで皆さんやっているのでしょうし。
ペンシルベイト100mm以上はぜひ試してみてください。おそらくタックルのトータルバランスも再考の余地が出てくると思います。今の時代はネットの情報が溢れていて、そこに書いていることや釣果の出ている場所へ突撃することが最も釣果への近道だと捉えられがちですが、本当は自分が試せる範囲が一番の近道だと思います。私の場合は、まとまった時間もお金もありませんので、手持ちの道具やルアーで自宅近辺を徹底的に通うことで新しい発見がいくつかありました。
>壱号さん
よかったです、何を変えてもエラーになったので、逆に納得しました(笑)。
釣りもトライ&エラーでいろいろやってみようと思います。