シーズン終盤でも、月を読み、潮を読めば百戦危うからず。
ということで、初冬の淡路島アオリイカエギング実釣レポートです!
シーズン終盤だからこそ、良い月周りと良い潮回りを攻める
シーズン終盤のアオリイカエギング、なかなかアタリが出ず心が折れそうになることも。
寒いし。
そんなときは、できるだけ集中して釣りができる条件を整えることが大切。
具体的には、「満月の潮周りを狙う」「潮の動き始め、止まる直前の短時間を狙う」ことです。
いつまでもダラダラと釣りをしていてもイカからのコンタクトが得られないとダラダラとしてしまうので、基本的に1時間、粘っても2時間で切り上げるように心がけています。
ということで、この日は明るい月夜の潮の動き出しを狙って短時間勝負!
ナイトエギングでもお月様が出ていれば怖くありません(怖がり)。
狙うポイントは極力ピンが良い、という結果に
まずは堤防の外洋側を広く探ります。
が、特にイカからのコンタクトは得られず・・・。
あまり粘らず、船道に移動します。
エントリーした漁港には、船の出入り口となる2つの堤防が伸びています。
この堤防と堤防の間の船の通り道(船道)という比較的ピンなスポットを攻めます。
エギのチョイスは重要!シーズン終盤のスレイカに効くタイプで
エギは腹部にフィンのあるタイプをチョイス。
まずは船の通り道で深く掘られカケアガリになっているボトムに着底させます。
2回ほどゆ〜っくりと竿を大きく煽り、ロッドを横にしてサビいてきます。
しばらくサビいて、テンションフォール・・・着底。
ふたたび竿をゆっくりと煽り、同じ動作を繰り返して探ります。
足元にはテトラポットがたくさん入っているため、根掛かりを防ぐべく足元までエギを寄せたらスローリトリーブで巻き上げ。
すると、第1投目の巻き上げでくい〜〜んと竿先が引き込まれます!
上がってきたのは200gちょいのアオリイカでした。
シーズン終盤ですが、2018年の秋シーズンは夏の台風連続直撃の影響もあり不漁&小型が多いのでよく見るサイズです。
イカの触腕がカンナにかかっていました。
おそらく、ある程度の距離を追尾してきて、テトラ際で海面に浮上していくエギを捕まえたのでしょう。
同じ攻め方で連続ヒット!しかし事件!イカをテトラに落としたら・・・?
小移動を繰り返しながら、1ハイ目と同じ攻め方で探っていると再びヒット!
先ほどよりも強いジェット噴射を楽しみ、抜き上げ、とりあえず足場が不安定なテトラ帯から堤防へ移動しようとすると・・・
ポトッ。
うげっ!
イカをテトラの間に落としてしまった!
体をかがめて可能な限りテトラの奥まで入り込み、ライトで照らして落としたイカを探してみることに。
う〜ん、見えてるんだよなあ。
腕を伸ばしても、届かないんだよなあ。
どうしたもんかなあ。
うまく引っ掛けて釣り上げることができればなあ。
ん?
「引っ掛けて釣り上げる」?
ということで、ラインを結んだままのエギを落とし、イカの足に引っ掛けて無事救出しました。
なんか枝がくっついてきてますね。
ちなみに、エギのカンナをイカに引っ掛ける時は、ボディを狙ってはいけません。
ボディは結構ツルツルして、うまくカンナがフッキングしないのです。
一方で、イカのゲソは狙い目。
ゲソの周りにカンナを落とすと、イカがゲソでカンナを絡め取って無事引き上げることができました。
ボディにちょっと傷が入ってしまいましたね。
先ほどよりちょっぴりサイズアップ、350g程度のアオリイカでした。
シーバスロッドで楽しめるアオリイカエギング
シーズン終盤のアオリイカに使用しているのは、ヤマガブランクスのシーバスロッド「アーリープラス710XFダガー」。
シーバスロッドですがよくしなるので、シーズン後半のティップラン的なリトリーブのエギングでは大活躍!
このままのタックルセッティングで、産卵前&越冬前で接岸してきたシーバスも狙えますしね。
フィン付きのエギ「EZ-Qキャストランガン」と合わせて、今シーズンだけでいうと結局ノーマルのエギングロッドよりも多くのアオリイカを掛けたかもしれません。
以上、「月を読み、潮を読み、さすれば汝アオリイカを与えられん」でした!
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