こんにちは!
今日は、COREMAN(コアマン)が先週リリースした新ルアー「BC-26バックチャター」を投げ倒してみたのでその実釣インプレです♪
そもそもチャターベイトってどんなルアー?
もともとはバス釣りメインで使用されるルアーです。
形状としては、ラバージグの前方に盾(シールド)のような板がくっついます。
この盾の役割は2つ。
1つ目は、岸際やカバー(水面に水草がたくさん浮いているようなところ)を攻める際に、盾(シールド)のおかげで障害物回避性能がすごく高くなること。
2つ目は、盾(シールド)が水を受けて、不規則なアクションを起こすことです。
特に、2つ目の不規則なアクションが非常に特徴的で、イレギュラーアクション、千鳥アクション(酔っぱらいの千鳥足のようなアクション)とも呼ばれたりします。
シーバスルアーメーカー「コアマン」の考えるチャターベイトのかたち
7/7(木)にリリースされ、3日後の7/10(日)朝4:00に釣具屋に買いに来ましたが、在庫は残り3つでした・・・!
ファンの多いコアマンの新ルアーということで、売れ筋はかなり良いみたいです。
(僕もPBやIPは思い入れがあって好きですが・・・)
で、何より気になっていたのがその形状!
なんと背中に!ダブルフックが固定されています。
ブレードはハーフスピンブレードが採用されています。
平たく言うと、ブレードはスイベルじゃなくてリングで固定してるから、半回転しかしないよ。ってことですね。
この半回転ブレードによって、ただ巻きするだけでイレギュラーアクションが誘発されます。
【動画】バックチャターの気になるアクションは?
実際のアクション動画はこちら。
ルアーを左から右に通しています。
ふらふらヨタヨタ(そしてキラキラ)アクションですね。
バックチャターを実際に投げてみて感じたこと
使用感としては、コアマン代表の泉さんもコメントされているとおり、ただ巻きで十分♪
個人的な感想としては、1秒にリール2回までくらいが良いアクションしてくれているような感じでした。
また、ルアー腹部にもダブルフックを装着可能なので、フック2本仕様で超高速リトリーブとかしても青物とかイケそうな雰囲気です。
しばらく使ってみて思いましたが、このヨタヨタアクションはワインドアクションと同様に、フィッシュイーターのスイッチを入れそうですね。
コアマン社長の泉さんに聞いてみた
このヨタヨタアクションが効果的なシーンってどんなときだろう?
何かのベイトを偏食しているときかな?
パワーブレードは小さいベイトが群れているとき、アイアンプレートはイワシに近い波動など、得意なパターンがそれぞれありますが・・・。
気になったので、コアマン代表の泉さんにツイッターで聞いてみました。
@COREMAN123 CB26、釣具屋のオープン4時入店でゲットしました!早速、表層スロー試してみます♪
ちなみに、こんなベイトが沸いてるときに効果的、とかありますか? pic.twitter.com/yNSs8ln0aQ— スズシゲ (@szksgnb) 2016年7月9日
(商品名はCB-26じゃなくてBC-26でした。申し訳ありません・・・)
そしたら、すぐに答えをいただきました。
なんと1時間半後のリプライです。
(泉さん、ありがとうございました)。
表層スローを信じてやり抜いてください!必ず道は開けます! https://t.co/2OSau09fcB
— 泉 裕文 (@COREMAN123) 2016年7月9日
表層のスロー引きが効果的なメソッド・・・ということですね。
後から、BC26についてのブログ記事をチェックしてみるとこんな記述が・・・。
シーバスにはいったい何に見えているのか?
小魚なのか?
エビカニ甲殻類なのか?
カエル両生類なのか?
はたまた、
ゲンゴロウ水中昆虫なのか?
それがいったい何に見えているのかは、
シーバスに聞いてみないことには分らないが、
でもそれが、シーバスにとっては実に魅力的に見えるのは、
間違いない。
確かに、ダートアクションも異常にフィッシュイーターの捕食スイッチを入れますが、あれが何を模したアクションなのかははっきりとはわかっていません。
(エビだ。という人もいますが・・・。この編の水中波動の研究はヤマリアさんが得意そうですね)
ソルトルアー界において、まったく新しい形状のルアーなので、全国の釣果実績から今後数年でまた何か見えてくるかもしれませんね♪
ちなみに、このルアーの自重は26g。
表層のスロー引きを実践するには、足場の低いフィールドでは竿をかなり立て気味にするとやりやすいです。足場の高いフィールドでは、割と簡単に表層スロー引きできます。(ボトムノックしない)
【まとめ】コアマンBC-26バックチャターを一言で
このルアーを一言でいうと、「よりミノーらしい、不規則なスライドアクションを起こすメタルルアー」です。
また、気になる糸絡みや根掛かりに対する対処も良好です。
ブレード系ルアーであるものの固定式フックのため、気にある糸絡みは全くありませんでした♪
根掛かり回避性能も高く、5回ほど引っかかりましたがすべて無事回収できました♪
後は、結果を出すのみ。
この日は、買ってすぐ1時間ほどの実釣でしたが、フグらしいアタリとセイゴがジャレてくるようなアタリを感知しました。
かなり使いやすかったので、この夏は投げ倒してみたいと思います。