メバル

【図解!】良型アフターメバルの共食いパターンを考える

2016年春の集中釣行で気づいた「アフターメバルの共食いパターン」について、色々と考えてみたのでまとめてみます!

メバルのアフタースポーン(産卵後)の荒食い時期は?

春、産卵を終えたメバルたちが体力回復のために荒食いする季節。

場所とタイミングと攻め方をマッチさせれば、比較的イージーに大型が釣れる時期です。

カレンダー的には3〜6月頃(梅雨メバルと呼ばれる時期)ですが、地域差はかなり大きいと思います。

淡路島エリアでは4月がまさにその時期かな?と考えていますが、ある程度通ってデータを集めてみたいと思います。

早ければ3月頃から始まってたのかも?

メバルのアフタースポーン(産卵後)、メインベイトは?

ルアー

春先はハク(ボラの稚魚)などマイクロベイトが沸く時期ですが、写真のようなメバルの稚魚も増えます。

メバルのベイト2017.4

これは4月に釣ったメバルの胃袋から採取したベイト。

メバルのベイト2017.4

サイズにして、2.5cm程度。

何の稚魚だろう?と思っていたら、どうやらメバルの稚魚だったようです。

さかな芸人ハットリさん、ありがとうございました!

アフターメバルの稚魚共食いパターンにせまる

場所は流れの強いゴロタ浜の浅瀬(シャロー)。

メバル27.5cmを釣ったゴロタ浜

小磯と言ってもいいですね。

キーワードは、「大潮(新月)」「満潮前後」「夕マヅメ」のすべてを満たすこと。

「大潮(新月)」「満潮前後」は絶対のキーワードです。

アフターメバルの共食いパターン(満潮の場合)

シャロー帯なので海藻(ウィード)立ち上がり、その上を浮遊するマイクロベイトを捕食するシロメバルを狙います。

このマイクロベイトのレンジに、ルアーを通してくるだけ。

ゴロタ浜からフロートで釣ったメバル27.5cm

条件さえ揃えば、ただ巻きで良型がガンガンヒットしてきます。

ただし、同じ大潮でも満月の夜はびっくりするくらいシロメバルが浮いてこないため勝負になりません。

シロメバルはおそらくウィードの付け根にぴったり張り付いているため、ボトムをタイトに攻める必要がありますが、根がかりも必至。

新月だとメバルも浮いてくるので、水面直下(つまりウィードの上)をミディアム〜ファストでリトリーブすればイージーにヒットします。

ちなみに、「夕マヅメ」以外でも勝負になるかどうかはデータ不足で分かりません。

が、マイクロベイトの動きが活性化する「夕マヅメ」というタイミングが重なればよりイージーに狙えるというイメージですね。

同じ理屈では「朝マヅメ」もチャンスがあると思いますが、春の朝マヅメは早起きが辛くてなかなかエントリーできません。

春眠暁を覚えず。

ちなみに、干潮の場合。

シャローでは海藻が海面に折れ曲がって漂うなシチュエーションになるため・・・

アフターメバルの共食いパターン(干潮の場合)

根(藻)掛かりばかりで、なかなか釣りになりません。

潮の干満に乗ってメバルも沖へ出てしまうのか、満月の大潮満潮よりもさらに釣りにくい感じがしますね。

アフターメバルの稚魚共食いパターンにオススメのルアー

ブリーデンのビーバイブ

いわゆるスピーディな釣りになるので、小型のメタルバイブ系が活躍します。

釣り方はイージー。

フルキャストして着水後、早巻きで手元に寄せてくるだけ。

ビーバイブで釣れたメバル18cm(2017.5)

背筋バリバリの体高のあるメバルが多くヒットするのも特徴。

カラーはチャートやピンクグローがオススメです。

ビーバイブはわずか30mmのサイズで4.1gという重量感が超優秀。

メバルの稚魚のサイズは25mm程度なので、30mmの体高のあるルアーはまさにマッチザベイトです。

他に似たようなサイズ感でよく飛ぶルアーはこちら。

アピア(aipa)のゴールドワン(goldone)出典:Apia

こちらも使い方はビーバイブと全く同じ。

バイブの割にボディが細身でスリムなので、食い渋り時にも活躍します。

アピアのゴールドワンにヒットした赤メバル18cm(2017.5)

カラーは「コアジ」や「金丸ギャラクシー」など、ゴールド系がオススメです。

ただ巻きによるスピーディーな釣りが効くので、フロートリグを使う場合もドリフトより早まきが好反応だったりします。

短時間で手返しよくテンポよく探れるので、好きな釣り2018の一つです。

▼▼▼

春のメインベイトとして「メバルの稚魚パターン」の攻略法をまとめてみましたが、まだまだ奥が深い世界。

釣行を重ねて、メバルの生態の理解をより深めていきたいと思います。

時期的に、イカナゴの接岸があればそっちでも爆発しそうなんですよね。

以上、「【図解!】良型アフターメバルの共食いパターンを考える2017」でした!

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