メタルマル。今年の青物用ルアーとして、一番活躍したスピンテールジグです。
今回は、メタルマルの2016年新カラー全5色を買い占めました。
メタルマルのプラチナカラーは今年初登場なので、考察をします。
メタルマルは釣れるけど品薄になりやすい
他のブレードルアーとは一線を画した圧倒的な飛距離と、表層からボトムまで探れるサーチ能力、リトリーブからフォールまで幅広くアクションできる使い勝手の良さ、糸絡みの少なさ、そして必ず魚を連れてくるという魚種限定解除な信頼感。
いいことずくめで個人的に切り札のルアーでしたが、弱点は販売供給にムラがあることです。
店頭でもネットでも、ここ2ヶ月間くらいずっと品切れが続いていました。
供給が強化されてきたのか、たまたま店頭で全5色見つけたので全て買い占めました・・・!
メタルマルは1個1,000円程度の販売価格ですが、1個につきハマチ2本釣れば十分お釣りがくるってもんです。(と言い聞かせて)
販売元のブリーデンは兵庫の会社なので、兵庫県内の小売店には強いみたいです。
メタルマル2016年カラー全5色を買ってみた
エグ●ディアみたいに5体揃えてみました。
上からグリーンフレーム、ピンクイワシ、プラチナキャンディ、プラチナブルー、プラチナ紫陽花(あじさい)です。
グリーンフレームとピンクイワシのホロ系のカラーは使用シーンが想像しやすいですが、プラチナ3兄弟はどんなシーンで使うんだろう?
新色5色のうち3色をプラチナカラーが占め、しかもプラチナ3色のうち2色がプラチナブルー系です。
何らかの実績を叩き出したがゆえに販売に至ったカラーとは思いますが、イマイチピンときません。
それぞれのカラーについて、UVライト(紫外線発光)を当てながらじっくり見てみたいと思います。
メタルマル2016年新カラー全5色比較その1「グリーンフレーム」
まずはホロ系のグリーンフレームからみていきましょう。
グリーン系のカラーは一見地味で釣り人もあまり手に取りません。
グリーン系のカラーの最大特徴は、シルエットが地味で目立たないこと。
「地味で目立たないカラーって釣れるの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かに、地味で目立たないカラーはルアーとしては「低活性用」「スレ対策」などのレッテルを貼られがちです。
しかし、メタルマルはブレードベイト。テールの金色ブレードはキラキラと目立ちます。
そうです。グリーン系のカラーは、「ブレードだけを目立たい」場合に圧倒的な威力を発揮するんです。(このあたりは海辺の狩人さんの記事が詳しいです)
旧カラーのステルスグリーンも不人気カラーでしたが、一部のファンには熱狂的な人気がありました。
グリーンフレームはホロ加工されているので、ステルスグリーンよりも光の乱反射によるアピールが期待できますね。
春先のマイクロベイトパターン(イカナゴやシラスなど)にどハマりするので、これからの使用が楽しみな1本です。
メタルマル「グリーンフレーム」にUV(紫外線)ライトを当ててみた
メタルマルのグリーンフレームにUV(紫外線)ライトをを当てると、こんな感じに見えます。
かなり地味ですね。
メタルマルのリトリーブ姿勢はかなり行儀良く、ボディはまっすぐ泳ぎます。
よって海中では、ブレードによるキラキラした乱反射と攪拌された水流だけが浮かび上がります。
ベイトが小魚であるときに威力を発揮する理由はここにあります。
メタルマル2016年新カラー全5色比較その2「ピンクイワシ」
2016年新カラー全5色のうち、最も人気が出そうなのがこの「ピンクイワシ」です。
ピンク×シルバー×ホロ。釣り人なら思わずバイトしたくなるカラーですね。
ピンク系はヒラメだけでなく青物にも実績があるので、サーフで使い勝手が良さそうです。
メタルマル「ピンクイワシ」にUV(紫外線)ライトを当ててみた
メタルマルのピンクイワシにUV(紫外線)ライトをを当てると、こんな感じに見えます。
自分も写真に撮りながら、「おお・・・釣れそう・・・」と思わず声に出してしまいました。
ピンク系のカラーは紫外線の下ではかなり強く発色するので、アピール度は抜群ですね。
旧カラーのピンクグローもハイアピールで実績のあるカラーでしたが、新カラーのピンクイワシもホログラム加工によりフラッシングによるアピールが期待できますね。
ピンクグローは膨張系のカラーで存在感がありましたが、ピンクイワシはホログラムによるリアクションバイトに強いカラーです。
メタルマル2016年新カラー全5色比較その3「プラチナキャンディ」
2016年新カラー全5色のうち、サーチ用として使われそうなのがこちらのプラチナキャンディです。
様々なカラーが織り交ぜられたルアーって、「魚もどれか好きな色に反応するだろ!」的な全部乗せでお得な感じがありますよね。
個人的には、キャンディ系と言われる様々なカラーが混在した虹色のようなルアーは大好物です。
迷った時のサーチ用として、つい選んじゃうんですよね。
旧カラーではコットンキャンディ(ホロ)を先発に起用していましたが、新カラーではプラチナキャンディにお世話になることが多そうです。
メタルマル「プラチナキャンディ」にUV(紫外線)ライトを当ててみた
メタルマルのプラチナキャンディにUV(紫外線)ライトをを当てると、こんな感じに見えます。
期待通り・・・というべきか。
まさに、七色に光るレインボーカラーですね。
紫外線下では、ヘッドの赤はかなり抑えめな色味になります。
一方でボディのイエロー・グリーン・イエローの配色が目を引きますね。
状況把握のためのサーチ用パイロットルアーとして、活躍してくれそうです。
メタルマル2016年新カラー全5色比較その4「プラチナブルー」
2016年新カラー全5色のうち、一番リアルベイトに近いのがこのプラチナブルーです。
見た目としてはソツなく、可もなく不可もなくといった印象のカラー。
イワシを模したルアーはブルー系が多いですが、フラッシングによるアピールを考慮してホログラム加工されているのが通常。
このプラチナブルーは、ホログラム加工ではなく粒子のような加工が施されています。
このカラーは日中、太陽光線の下で効くのかどうか?が気になるところです。
メタルマル「プラチナブルー」にUV(紫外線)ライトを当ててみた
メタルマルのプラチナブルーにUV(紫外線)ライトをを当てると、こんな感じに見えます。
目玉の下のイエロー部分が、思ったより強く発光してますね
アピールポイントがブレードよりポイントが遠い。(小並感)
メタルマル2016年新カラー全5色比較その5「プラチナ紫陽花(あじさい)」
2016年新カラー全5色のうち、一番釣り人がバイトしなさそうなのがこのプラチナ紫陽花(あじさい)です。
青い。
アオリイカなどは低水温期に青色が効く!と言われているので、低活性時の切り札になりうるかも?
とかく、ダークホース的なポジションです。
メタルマル「プラチナ紫陽花」にUV(紫外線)ライトを当ててみた
メタルマルのプラチナ紫陽花(あじさい)にUV(紫外線)ライトをを当てると、こんな感じに見えます。
かなり地味。
ステルスグリーンやグリーンフレームに近い地味さですね。
ボディの紫部分がバイトマーカーとしてポイントになってます。
上記2色と合わせて、マイクロベイト用として使ってみると面白そうですね。
メタルマルはAmazonや楽天では品切れになることが多いですが、アウトドア用品通販サイトナチュラムには在庫がある場合が多いです。
ナチュラムでメタルマルをチェックする
今回はメタルマルのカラーについて考察してみましたが、アクションや釣果、使用感インプレについては別記事にまとめています。
以上、「メタルマル新カラー全5色を買って使い方を考えた」でした!
おすすめ記事セレクション!
- 【おすすめ!シーバスロッドインプレ】ダイワのLATEO(ラテオ)100ML・Qはエギング〜青物まで狙える万能ロッドだった!
- 【ロッドインプレ】ブリーデンGRF-TR “PEスペシャル”【繊細かつ豪快!】
- 【アジ・メバルに!】ダイワSU700がライトゲーム用クーラーにぴったり!
- 【おすすめフィッシュグリップインプレ】デリンジャータフ(ドレス)は万能!
- おすすめ!釣り防寒着イージス(ワークマン)着用インプレ
素晴らしい検証記事、ありがとうございます!
メタルマルのグリーンがよく釣れる理由がわかりました。
これからも見させていただきます!
>武庫川一文字太郎さん
コメントありがとうございます^^
グリーンカラーはこれから夏前にかけて、マイクロベイトを追い回す時期に益々活躍しそうですね♪
これからもよろしくお願いします!