また勝ってしまった・・・(言いたかっただけ)。
苦手種目だったシーバスゲームですが、完全に「狙って」「釣果(およびバイト)」を得られるようになってきました。
今シーズン夢中になっているのは、デイゲーム。
リアクションの釣りですが、オープンウォーターを絨毯爆撃するローラー作戦ではなく、小規模河川のピンスポットを狙って探り歩くイメージの釣り。
再現性のあるゲームメイクに自信が出てきたので、概要をツイッターのスレッドにまとめてみました。
昨日のゴーゴーフッコに続いて、ナナマル、そしてスナップ伸ばされたリバーのデイシーバスゲーム。
苦手種目でしたが、完全にパターン掴んだので書いてみます。
再現性オバケです👻#シーバス #タックルハウス #淡路島 pic.twitter.com/DzsKcRuB3P— スズキシ@鹿児島大隅半島 (@szksghl) 2018年11月25日
が、これだけではまとめきれない部分もあるので、今回ログに残してみたいと思います。
時期は初冬、産卵や越冬を意識した個体を狙う
今回紹介するのは、晩秋〜初冬の釣り。
曖昧な言い回しですが、落葉樹の葉が落ち始めた頃から始まり、吐く息が白い朝が7日続いたら終わるようなイメージです。
この頃になると、越冬や産卵を控えた食欲旺盛なシーバスが接岸してきます。
ポイントは小規模な河川。ストラクチャーを打つ
この晩秋〜初冬シーズンは、阪神淡路間では常夜灯シーバスという真夜中の港湾ナイトゲームでマイワシについたビッグシーバスを狙うジャンルが盛んです。
が、今回紹介するのは小規模河川に入ってきたシーバスを日中にリアクションで落とす方法。
淡路島は本州のように大きな山や川がなく、水量が乏しいエリア。
川はあるものの、潮の満ち引きによっては干上がってしまうようなレベルの川です。
よって、そもそも「居着きの個体」の絶対数がめちゃくちゃ少ないんですね。
居着きもいるにはいるけど、なかなかいない。
釣れるのは大体回遊型(銀ピカの綺麗なボディ)ですね。
また、本州等の水量が十分な河川では落ち鮎パターンなるものがあると聞きますが、淡路島ではなかなか鮎がまとまって遡上するような川があるわけでもなく・・・。
割と絶望的な河川事情ではあるんですが、晩秋〜初冬にかけては河川に接岸するシーバス量が増えるため、年間を通じてシーバスのストック量がもっとも増える時期なのではと睨んでいます。
ストック量が多いということは、遭遇率も上がるということで。
もっともイージーに狙ってシーバスが獲れる時期となります。
川幅が20mもない河川が大半なので、狙うポイントも非常に絞りやすいのが特徴。
一言でまとめると、「地形変化」。これに尽きます。
具体的には、ストラクチャー(沈みブロック、杭、護岸際etc…)とカケアガリ(川の合流地点、カーブ、水門付近)など。
ストラクチャーとカケアガリが絡むとなお良しですね。
のっぺりした護岸、それだけでもシーバスが着く要素となります。
ドリフトで釣るか、リアクションで釣るか
晩秋〜初冬に小規模河川へさしてきたシーバスのスクール。
これを狙い撃つには、2通りの方法があります。
一つ目が、ナイトゲームのドリフト。流して食わせる釣りです。
これについては、もうちょっとデータが揃ったらまとめてみたいと思います(去年はかなりハマったんですが、今年はなかなか結果が出せず・・・)
二つ目が、今回紹介するデイゲームのリアクション。
定位しているシーバスにルアーをギラつかせて反射食いさせる釣りです。
リアクションの釣りは、潮位が重要。
感覚的に、潮位80cm以上だと成立させやすいのが日中のリアクションの釣りで、一方で80cm以下で成立させやすいのが夜間のドリフトの釣りです。
日中は水量がある(潮位が高い)に越したことはない、という考え方ですね。
使用ルアーは1択。タックルハウスのTKLM90シリーズ
使用ルアーはシンプルに、TKLM90シリーズ。
飛距離はそこそこですが小規模河川では必要十分。
リップレスのためタイトなストラクチャー撃ちをしてもリップ破損の心配はありません。
トゥイッチで魅せるワープスライドが素晴らしく、ショートに左右にブレるようなアクションをします。
よって、日中はフラッシング効果も期待できる反射カラーが鉄板です。
TKLM90シリーズは様々なモデルがありますが、個人的に日中はファイトシーンも丸見えのためバーブレスフックを搭載したSP(サスペンド)モデルを愛用しています。
サスペンドモデルはノーマルモデルよりもレンジが深く入り、水深のあるポイントを攻めやすいというのもミソ。
風が強くて飛距離が必要だったり、水面が荒れていてしっかりレンジを入れたいときはSW(シンキングモデル)も良いかもしれません。
ノーマルモデルは水面直下のサブサーフェス系なので、ドリフトの釣りで活躍したりします。
他には80mmモデルと120mmモデルがありますが、今回の釣りではとりあえず90mmクラスだけでOKです。
潮位とポイントはバッチリ。後は釣るだけ!
実は前回似たようなポイントでシーバスをゲットしており、その2匹目のドジョウを狙います。
関連記事:1年で1番釣れるかも!初冬のデイシーバスゲーム実釣レポ!
潮位は約120cm、下げ潮の効いた水門周りにエントリー。
前回は夕マヅメに近い時間帯でしたが、今回は昼過ぎのタイミング。
水門周りには必ず水流で池底が深くえぐられカケアガリができるので、そこが怪しい。
カケアガリの真上をイメージしながらTKLM90SPのトゥイッチを効かせて早めにリトリーブしてくると・・・。
ゴインッ!
と、突然ひったくられるようなバイト!
魚の進行方向にロッドを倒して、極力暴れさせずに足元まで寄せてきます。
バーブレスフックなので、ラインテンションは常に掛けたままやりとりします。
すんなり寄せてきても、足元で強力なツッコミ!
ドラグを出して耐え、じっくりと浮き上がらせてネットイン。
キャッチ前の動画もツイッターに上げているので、貼っておきます。
最後に、キャッチ前の動画を貼っておきます。
タモ入れするところを収めようとしましたが、よく考えたら左手にロッド右手にカメラで手が足りませんでした←
見てわかるとおり、反転バイトのためか口のフチに掛かることが多いです。 pic.twitter.com/qMc6t9vfnS— スズキシゲハル@淡路島ライフ (@szksghl) 2018年11月25日
前回よりサイズアップ!ナナマルクラス!
キャッチしたのは、70cmクラスの個体でした。
フッキングは、フロントフックが口の横に掛かるタイプ。
おそらく反転バイトでしょう。
TKLM90SPを日中にトゥイッチで食わせると、こういう掛かり方が一番多いです。
魚体から外しやすく、また安全なバーブレスフックですが、フロントフックだけはバーブありに変えておいた方がファイトは安心してできるかもしれません。
口の中を覗いても、ベイトはなし。
完全にリアクションに反応した1本でした。
勢いはとまらない!続けて連続ヒット!
続けて目をつけたのが、こういう護岸側。
キワキワに着水させ、トゥイッチを交えてリトリーブすると再び・・・
ゴゴン!
という引ったくるようなバイト!
うわ、入れ食いかよ〜と足元まで寄せてくると、沈みロープにルアーが絡まってしまい、膠着状態に。
ヤバイ、これどうやって外そうか・・・足元でシーバス見えてるのに・・・と考えを巡らせた瞬間、ゴゴン!という強烈な首振りを食らいフッと軽くなる手元。
うわ、エラ洗いでリーダー切られたか・・・と引き上げてくると、あれ?
スナップが伸ばされていました。
ルアーが固定された状態で強力な力が加わると、こんな感じでスナップが曲げられちゃうんですね。
喪失感もすごかったですが、変に納得感のあるバラシシーンとなりました。
こんな穏やかな日にシーバスが連発するって、ある??
ふと見上げると、綺麗な青空が。
こんな気持ちのいい空の下でシーバス連発劇が楽しめる、しかもベイトに左右されないってかなり最高なゲームのひとつです。
絹のような水面は見ていても癒されますね。
ああ、二匹目も獲りたかった・・・。
狙って掛けるスキルは昨年から劇的に伸びてきたので、今後は確実に獲るスキルを身につけていきたいです。
それには、掛けて掛けて掛けまくらねば・・・。
(実は、翌日も同じパターンで釣ってます。詳細は後日アップしますね)
今シーズンはTKLM90だけで乗り切りそう。
大規模河川では飛距離やサイズ感で役不足でしょうが、小場所では無双です。
以上、「連戦連勝!淡路島のデイシーバス好調!初心者でも完全にパターン突入!」でした!
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